講演者インタビュー
AI時代、人事が本当に向き合うべき採用課題
~結局、AIに任せて何ができる?人間は何をすればいい?~

株式会社NGA COO
Reika Wang氏
「応募が集まらない」「選考に時間がかかる」「採用しても定着しない」という採用の悩み、抱えていませんか? その悩みの背景には、人事が気付きにくい“真のペインポイント”があります。本講演では「人事が本当に解くべき採用課題」をテーマに、採用の各プロセスに潜む課題を整理します。AIに任せられる業務と、人が注力すべき領域をどう線引きするか。効率化の先に人事が果たすべき役割について考えるきっかけを提供します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、以下のような課題を抱える企業の方々を対象としています。
▼母集団形成の難しさ
求人を出しても応募が集まらず、ターゲット人材にリーチできない。
▼選考工数・コストの増加
書類選考や面接調整に膨大な時間がかかり、人事が疲弊している。
▼採用のミスマッチ・早期離職
せっかく採用しても定着せず、組織力強化につながらない。
▼候補者体験の低下
連絡の遅れや不十分な情報提供で、候補者満足度が下がっている。
▼AI活用への不安・迷い
AIを導入したいが、「どんなツールがあり、自社課題にどう使えるのか」が分からない。
こうした悩みを持つ人事担当者や経営層に向けて、本講演では課題を改めて整理し、AIを含む新しいアプローチで人事が本当に注力すべき領域を見直すきっかけを提供します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演の注目ポイントは、単なるAI導入の紹介ではなく、人事が本当に向き合うべき課題を再定義する視点を提供することにあります。
■人事課題の「再発見」
▼応募が集まらない、書類選考に時間がかかる、早期離職が多い……といった日々の悩み。しかし、それは本当に“解くべき課題”なのか?
本講演では、人事が気づきにくい“真のペインポイント”を整理し、課題の本質を捉え直します。
■AI活用の全体像と具体事例
▼採用AIの国内導入率はわずか1割。背景には「どんなAIがあり、どの課題に結びつくのか分からない」という戸惑いがあります。
採用フェーズごとの課題を分析し、それぞれに対してAIをどう活用できるのか、また活用すべきかを整理。具体的な方法論と事例を通じて、自社課題に即した導入のヒントを提供します。
■人事の役割を再定義する
▼AIに任せられる業務と、人が注力すべき領域をどう線引きするか。
単なる効率化にとどまらず、人と組織の未来を見据えた人事戦略の再設計を促します。
本講演は、効率化と候補者体験の両立を実現しながら、人事が本来果たすべき役割とは何かを問い直す学びの場です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人事が日々直面する「応募が集まらない」「書類選考に時間がかかる」といった課題を入り口に、その背後にある“本当の課題”を一緒に見直していきたいと考えています。
現在、採用AIの導入は国内で1割程度にとどまり、多くの企業が「どのAIをどの課題に活用すべきか」分からずにいます。本セッションでは、国内外の事例やデータを交え、各フェーズで効果的に使えるAIの可能性を整理します。効率化の先に、人事が本来注力すべき役割は何か──
その答えを考えるきっかけを提供できれば幸いです。
- Reika Wang氏(れいか わん)
- 株式会社NGA COO
- シャープで営業職としてキャリアをスタートし、アリババでは日本企業の中国進出を支援。2021年創業メンバーとしてNGAにジョイン、ビジネスデベロップメントに携わりながら、グローバルな視点での採用に注力。

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