講演者インタビュー
社員を巻き込む健康経営施策の進め方
~共感を生み出し、ただの施策から本質的な施策に変える3つの観点~

株式会社イーウェル HRソリューション本部 コンサルティング営業部 営業企画グループ
矢作 一哲氏
健康経営度調査の設問が改定されるたびに、現在行っている健康経営の施策について考える必要があります。しかし、設問に沿ってただ施策を用意するだけでは本質的な健康経営を推進できているとは言えません。重要なのは従業員の共感を生み、積極的に施策への参加に巻き込んでいくことです。本講演では、従業員を巻き込めない背景を整理しながら、実際の事例を含め従業員と共に進める本質的な健康経営の3つの観点を紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
健康経営の取り組みに対する従業員参加率が伸び悩んでいる企業の人事部の方にご参加いただきたいです。
健康経営度調査に必要なだけでなく、施策効果を最大化させたり、その効果を検証したりするには、従業員の参加が前提となります。
ところが、ホワイト500に認定済みであっても、従業員参加率が30%未満の団体が散見されます。本講演では、運動習慣定着に向けた健康アプリの活用事例を用いて、従業員参加率改善のノウハウとポイントを提供します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「こんな取り組みがよい」「うまくいったこと」という事例だけでなく、従業員と会社の関係性や上司(管理職)の役割、それをサポートする方法などにも触れたいと考えております。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
健康経営の施策を実施するにあたって、最初にハードルとなるのが従業員の参加率です。施策への参加なしには、想定した効果を出すことは難しいでしょう。
何もせずとも会社の思いを理解し、自発的に取り組んでくれる社員は多くありません。「どのように従業員を巻き込み、参加を促したのか」。今回ご紹介する企業の事例を参考に、取り組めそうなことからチャレンジしてみてください。
健康経営度調査にとらわれず、”自社にとって「本質的な健康経営」とは何か”を見つめ直し、次に進めるためのステップを一緒に考えていきましょう!
- 矢作 一哲氏(やはぎ かずのり)
- 株式会社イーウェル HRソリューション本部 コンサルティング営業部 営業企画グループ
- 大学卒業後、㈱イーウェルに入社し今年で16年目。12年間、多数の人事部門の課題やニーズに寄り添った、福利厚生制度の提案、コンサルティングを実施。その後、データ活用を推進する部門を経て現職に至る。現在は、当時の豊富な経験と知識を生かし、福利厚生や健康経営分野のセミナーを企画・登壇し、好評を得ている。

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