講演者インタビュー
LINEヤフーのデータサイエンティストと考える
360度フィードバックの活用方法

タレンタ株式会社 カスタマーサクセスマネージャー
仲野 祐貴氏
管理職育成や組織開発の鍵として、360度フィードバックの重要性が高まっています。一方で、「データの分析や活用が思うようにうまくできない」とお悩みの人事担当者も多いのではないでしょうか。本講演ではLINEヤフーのデータサイエンティストとともに、360度フィードバックを科学的に分析し人材開発・評価に繋げる方法を解説。最新技術を用いたデータ活用の実践的なヒントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、360度フィードバックを実施しているものの、その結果を十分に活用できていない、または具体的にどのように人材育成や人材評価に結びつければよいか悩まれている人事担当者の方々に特におすすめです。
AIやデータサイエンスの技術が進展する中で、サーベイを実施するだけではなく、組織開発や社員一人ひとりの成長支援や公平な評価に生かすための新しい手法が求められています。本講演は、そのような課題を持つ方々が「活用の一歩」を踏み出すヒントを得られる内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
360度フィードバックは、多面的な評価を通じて人材の成長や組織力の向上に寄与する重要な手法ですが、得られたデータを十分に活用できず「サーベイを実施しただけで終わってしまう」ケースも多く見られます。本講演では、その課題を打開するために、AIやデータサイエンスを生かした新たな可能性をご紹介します。
ポイントは以下の通りです。
(1)360度フィードバックの歴史と現在地
これまでどのように活用され、どんな課題が残されてきたのかを整理します。
(2)AI・データサイエンスによる活用の拡張
最新技術を活用することで、従来の「集めて終わり」から「育成と評価につなげる」実践的な取り組みへ進化できる点を解説します。
(3)人材育成と人材評価の両面からの事例紹介
個人の成長支援や評価への具体的な活用イメージを提示します。
これらを通じて、自社の360度フィードバックを進化させるためのヒントをお持ち帰りいただけます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演では、360度フィードバックをより有効に生かすための実践的な考え方と最新のアプローチをお伝えします。ご自身の組織での課題や現状を思い浮かべながらご参加いただければ、一層理解が深まり、明日からの取り組みに直結する学びを得ていただけるはずです。私たち登壇者も皆さまと一緒に考え、対話する時間にできればと思います。
- 仲野 祐貴氏(なかの ゆうき)
- タレンタ株式会社 カスタマーサクセスマネージャー
- 大学卒業後、新卒で都内ベンチャー企業に入社。営業やバックオフィスでの業務効率化などの業務に従事。その後、心理学やAIなどのテクノロジーへの関心から、タレンタ株式会社に入社。現在は多面観察プラットフォーム「Blue」の導入支援業務や運用推進を担当を通じ、人事DXを現場で支援している。

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