講演者インタビュー
2,000名のデータから紐解く女性の更年期ケアの具体策
~ミドル世代の女性が企業を強くする~

パラマウントベッド株式会社 経営企画本部 事業開発フェムテック担当責任者
大槻 朋子氏
キャリアの成熟期である40〜50代の従業員は、組織の要となる世代です。一方で女性にとっては「更年期」と重なる時期で、女性ホルモンの変化による不調に悩まされる方が多く、経済損失は年間1.9兆円に上ります。更年期世代の増加に備えた対策は、企業の未来をつくる成長戦略です。本講演では、2,000名の調査・研究データをもとに、企業が取り組むべき更年期ケアの具体策を紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
女性の離職防止・人材定着・管理職比率に悩む人事担当者の方にご参加いただきたい講演です。特に、現在、更年期世代の女性が多く働いている、または5~10年後にその世代の比率が高まってくる企業で、更年期世代向けのヘルスケア対策を行っていない企業の皆さま。また、女性活躍やDEIの施策で行き詰まっている企業の皆さまにもぜひ聞いていただきたい内容です。
健康投資から始まる対話を通して変化する組織、健やかな組織が生み出す働きがいがある文化など、これまでとは異なる立脚点をご紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
更年期世代に向けた健康投資を実際に行った企業の事例、また2,000人の働く更年期世代女性を対象にした調査から浮き彫りになったヘルスケアとキャリアの関係について、お伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
更年期世代にあたる40~50代は、たくさんの経験を持っているため、活躍できる世代です。一方で、この世代の女性は女性ホルモンの急激な変化により、自身ではコントロールできない不調に悩まされることがあります。健康投資を行い、女性が健やかに働く土台を企業がつくっていくことは、これからの時代の当たり前となっていきます。ぜひ、ご参加ください。
- 大槻 朋子氏(おおつき ともこ)
- パラマウントベッド株式会社 経営企画本部 事業開発フェムテック担当責任者
- CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)としてパラマウントベッドヘルスケアファンドの立上げを行い、複数社のスタートアップ出資を実行。またsleep×femtechのプロジェクトを立上げ、令和5年度経産省フェムテック実証事業補助金に採択され事業開発を行う。

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