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日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」 
				2025年11月19日(水)・20日(木)・21日(金)・26日(水)・27日(木)・28日(金)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」トップ 講演者インタビュー 藤木 菜津子氏(アサヒグループホールディングス株式会社 HR Business Partner Senior Manager)インタビュー

アサヒグループホールディングスが目指すグローバル化と、その変革を支える研修設計の挑戦と成果

藤木 菜津子氏 photo

アサヒグループホールディングス株式会社 HR Business Partner Senior Manager

藤木 菜津子氏

急速に進むグローバル展開に対応するためには、グローバル人材育成は必要不可欠です。アサヒグループホールディングスでは、人材育成の一環として英語力の強化を目的とした英語研修を段階的に導入し、社員の語学力向上を図っています。本講演では、アサヒグループホールディングスの藤木氏を迎え、さらなるグローバル化を実現するための研修設計や運用方法について、現在のリアルな課題感なども交えながらご紹介します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

アサヒグループホールディングスでは、英語力を単なる語学スキルではなく、グローバル人材育成の基盤と位置づけ、その能力の育成に取り組んできました。段階的な研修制度の構築と運用を通じて、社員の語学力向上だけでなく、ビジネスとして生きるコミュニケーション力の強化にもつなげています。

こうした点を踏まえ、本講演では、企業のグローバル展開に伴い、社員の英語力強化を課題とされている方々に向けてお話しします。特に、英語研修の導入や既存施策の見直しを検討している人事・教育担当者の方々にとって、実践的なヒントや気づきを得られる内容です。また、研修の具体的な設計や成果指標など、現在直面している課題や改善の取り組みについても率直にお話しします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

今回の講演の最大の聞きどころは、「グローバル化に向けた英語研修を、どのように位置づけ、実行してきたか」という点です。アサヒグループホールディングスでは、急速な海外展開に対応するため、英語力の強化を重要な戦略の一つと捉え、社員の語学力向上を目的とした研修を段階的に導入しています。

このテーマを取り上げる理由は、グローバル化が単なる海外進出ではなく、企業文化や人材のあり方そのものを変革するものだからです。英語研修は変革を支える重要な手段であり、単なる語学教育ではなく、企業の価値観やビジョンを共有するための基盤づくりでもあります。

講演では、研修の設計思想や受講者の反応、成果指標など、実務に即した情報をできるかぎり具体的に紹介します。たとえば、研修の段階的導入や、検討に当たっての現場との連携など、実際に運用する中で得られた知見を共有します。

また、現在直面している課題や改善の取り組みについても率直にお話しし、参加者の皆さまが自社の施策に生かせるヒントを得られる内容にしたいと考えています。まだまだ当社としてもトライ&エラーを続けている部分はたくさんありますが、どのように英語力の強化を通じて、企業全体のグローバル対応力を高めようとしているのか、少しでも参考になる点があれば幸いです。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本講演では、アサヒグループホールディングスが取り組む英語研修の実例を通じて、グローバル人材育成のヒントをお届けし、ひとつでも気付きや学びを提供できればと考えています。私たちが実践してきた施策や、現場での試行錯誤の中で得られた学びを、できる限り具体的にお伝えします。

より効果的に受講していただくために、ぜひ事前に自社の英語研修やグローバル人材育成に関する課題を整理してご参加ください。皆さまとの出会いを楽しみにしています。

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講演者プロフィール
藤木 菜津子氏(ふじき なつこ)
アサヒグループホールディングス株式会社 HR Business Partner Senior Manager
2010年入社。アサヒ飲料社にて営業・マーケティング(販促・広告・商品開発)業務に従事したのち、現在はアサヒホールディングスHRに所属。現職では異動ならびにグローバル化の促進に向けた英語研修の企画・運営や社内コミュニケーションの促進などCorporate Cultureの醸成を主に担当。

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