講演者インタビュー
1on1は本当に意味があるのか? ― 1on1ミーティング実態調査から読み解く導入効果と改善ポイント

株式会社KAKEAI CR本部 カスタマーリレーショングループ
西澤 知輝氏
1on1はエンゲージメントや離職防止などの効果が高い一方で、導入直後から運用の難しさに直面するケースも少なくありません。本講演では、2025年の最新調査データをもとに、1on1ミーティング導入によって得られる効果や組織の変化を整理しつつ、依然として残る運用上の課題を明らかにします。そのうえで、形骸化を防ぎ、1on1を「活かす」ための改善ポイントと実践のヒントをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、すでに1on1を導入している企業だけでなく、「これから導入を検討している」企業の方にも役立つ内容です。
最新調査によると、1on1はエンゲージメントや離職防止などの効果が高い一方で、導入直後から運用の難しさに直面するケースも少なくありません。「1on1の効果をデータで確認したい」「導入した際にどんな課題が出やすいのか知りたい」「形骸化せずに継続させるには何が必要か」――こうした疑問や不安を持つ方に最適です。導入済み企業の実態と改善ポイントを体系的にお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回のテーマは「2025年最新調査から読み解く、1on1ミーティング導入の効果と、運用上の課題・改善ポイントとは」です。
1on1ミーティングは今や多くの企業で注目される施策です。実際にエンゲージメント向上や人材定着などの効果が確認されています。一方で、「導入したが継続できない」「上司・部下の双方にとって負担になる」といった声も上がり、導入・運用の難しさが明らかになってきました。
今回の講演では、2025年の最新の調査データをもとに、導入によって得られる効果の具体像、失敗につながりやすい課題、改善策を実践知とともに解説します。特に、これから導入を検討している方にとっては「事前に押さえておきたいリスク」と「導入効果を最大化するポイント」を知る機会となります。また、すでに導入している方にとっても「運用を見直すチェックリスト」として活用できる内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
これから1on1を始めたい方にも、すでに取り組まれている方にも、共通してお持ち帰りいただきたいのは「形だけで終わらせず、効果を実感できる1on1にする」ためのヒントです。本講演では、最新調査の知見を交えながら、導入によって得られる成果と同時に、多くの企業がつまずくポイントを率直に共有します。そのうえで、改善のヒントや実践に移すための考え方をお伝えします。皆さまが自社にとって最適な1on1を描くきっかけとなれば幸いです。
- 西澤 知輝氏(にしざわ ともあき)
- 株式会社KAKEAI CR本部 カスタマーリレーショングループ
- 2014年ブリストル・マイヤーズ スクイブに入社。その後、パーソル総合研究所にて大手企業向けの人事制度構築・改定やプロフェッショナル人材活性化等のプロジェクト等に従事。現在はKAKEAIにて、主に大手企業に対する新規商談および活用促進の提案を担当。

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