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日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」 
				2025年11月19日(水)・20日(木)・21日(金)・26日(水)・27日(木)・28日(金)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」トップ 講演者インタビュー 清水 隆太氏(any株式会社 執行役員 TeamWill & Culture室長)インタビュー

Culture醸成が事業成果にどう直結するか 〜3ヶ月でのV字回復を成し遂げた人事の実践法〜

清水 隆太氏 photo

any株式会社 執行役員 TeamWill & Culture室長

清水 隆太氏

人事が事業成果を最大化することは難しいと思っていませんか。Culture醸成によって、人事が事業成果を最大化することはできます。本講演では、any株式会社での2023年9月MRR未達危機から3ヶ月でV字回復を実現した実践事例を基に、「Culture醸成に取り組んでも事業成果に結びつかない」原因と、Cultureと事業を接続させる体系的手法を、明日から使える実践的アプローチとしてお伝えします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

「VMVを策定したが、社内に浸透している実感がなく、業績向上への影響も見えない」「経営陣から『Cultureの事業貢献度』を問われるが論理的に説明できない」「他社のCulture事例は参考になるが、自社の事業特性にどう適用すればいいか不明」といった課題をお持ちの人事担当者・経営者向けです。

私自身、2023年9月のMRR未達危機において「これは営業だけの責任ではない。全社でCultureをアップデートしよう」と役員合宿で深夜に提案し、全社一丸となって3ヵ月でV字回復を実現。その過程で学んだ、VMV浸透の具体的手法、事業貢献度の可視化技術、業界・規模を問わない自社適用可能な体系的アプローチ、そしてお客様から「anyの文化から学びたい」と評価されたCulture自体が競合優位性になるまで、戦略実行力を高める組織文化の育み方を、実践可能な形でお伝えします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

「戦略実行力を高める組織文化を意図的に育む」ことが最大のポイントです。お客様から「anyの文化から学びたい」と言われるに至るまでanyで実践してきた、以下の具体的手法を惜しみなくご紹介します。
【VMVが機能する組織への変革法】綺麗なVision/Mission/valueのつくり方ではなく、事業成長を加速するためのVMVの設計条件を具体的に解説します。個人のWillと組織VMVを重ね合わせる対話設計と実施効果、月1回の全社対話がもたらすエンゲージメント向上などお伝えいたします。

【Cultureの事業への貢献度を見える化する技術】2023年9月のMRR未達という危機から、わずか3ヶ月でV字回復を成し遂げたanyの実例を基に、4DXも活用したアプローチから、全社一丸となって取り組む組織変革のポイントを惜しみなく公開。Culture変革と業績改善の関係を紐解きお伝えいたします。

【どの会社でも使える普遍的な手法への昇華】anyの成功事例を「一つの会社の成功話」で終わらせることなく、業界や会社の規模を問わず、どこでも適用できる普遍的な技術として体系化しました。「事業への共感を大切にした採用の進め方」「戦略実行とカルチャーを連動させる手法」「カルチャーの状態を定期的に把握し、継続的にアップデートする方法」など、皆さまの会社で明日から実践できる具体的なアプローチとして提供いたします。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

人事・組織文化が競争優位性を決める時代において、経営・HRには事業成長を加速し、戦略実行力を高める組織をデザインする力があります。anyの実践事例を基に、規模や業界に関係なく応用可能な具体的手法をお示しします。

講演後、「Culture醸成が事業成長にどう直結するかが明確になった」「戦略実行力を高める組織づくりの具体的手法を得られた」「明日から自組織で実践したいアクションが見えた」と感じていただければ幸いです。経営とHRが一体となって組織文化を競争優位性に変え、事業を加速させる。Culture自体が顧客から選ばれる理由になる。そんな未来を皆さまと一緒に創っていけることを心から願っています。

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講演者プロフィール
清水 隆太氏(しみず りゅうた)
any株式会社 執行役員 TeamWill & Culture室長
京都府京都市出身。慶應義塾大学卒業後、JTBで法人営業・展示会主催事業、FORCAS(現ユーザベース)を経て2021年any参画。同年執行役員に就任し、HR・PR・Culture領域を統括。2024年12月シリーズB調達を完了し、Cultureを経営の柱に据えた組織づくりとHR戦略で企業成長を加速。

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