講演者インタビュー
人的資本経営の課題と今後取り組むべき人事戦略
~AIエージェントを活用した人財戦略立案の新たな挑戦~

東芝デジタルソリューションズ株式会社 デジタルエンジニアリングセンター HRMソリューション部 エキスパート
萬 大祐氏
変化の激しい市場環境の中、経営戦略の実現において人財戦略の重要性は高まっています。一方で、人財戦略の見直しや策定には相応の時間やスキルが求められ、うまく進まないケースもあります。本講演では、2025年の人的資本経営に関するアンケート結果をもとに、各社の取り組み状況や課題を分析し、人財戦略の立案に向けた主要な課題を考察。AIエージェントが“壁打ち役”として機能する実践例を含めてご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
・最新の市場動向を理解し、自社の人事戦略を強化するための具体的なヒントやアクションプランを求めている方
・自社の人事戦略を改善したいとお考えの方
・人的資本に関する問題を本質的に捉え、抜本的に見直すことで企業の成長を促進したい方
・経営戦略を実現するために、今後の人材戦略を再構築したいと考えている方
・AIエージェントなどのDXの活用を含めて情報収集したいと考えている方
・ 2024年に実施した人的資本経営アンケートの結果を基に、他社の取り組みや課題を知りたい方
他社の事例を参考に、人事戦略の強化やアクションプランの策定など、貴社の人事戦略策定のお力になれれば幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
企業環境の変化が加速する中、多様化する働き方に対応した経営戦略のための人材戦略の重要性が増しています。リモートワークやフレックスタイムなど、従来の働き方から大きく変わる中で、企業は柔軟かつ効果的な人材戦略を求められています。人的資本の問題を本質的に捉え、抜本的に考え直すことが企業の成長を左右する重要な要素となっています。本講演では、下記についてお話しいたします。
・最新の市場動向について
2024年に実施した人的資本経営アンケートの結果を基に、現在の市場動向や他社の取り組みを把握できます。これにより、自社の戦略を見直すための貴重な情報を得ることができます。
・経営戦略と人事戦略の関連性について
経営戦略と人事戦略の関連性を理解し、効果的な人材戦略を構築するための知識を得ることができます。
・AI活用について
人財戦略を立案するにあたり、AIエージェントの活用事例をご紹介します。
企業の成長を促進するために、効果的な人材戦略の立案・実行にお役に立てればと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人的資本経営に向けた取り組みを検討されている方は多いと思います。市場動向を踏まえて、自社が市場と比べて進んでいるのか、遅れているのか、まずは自社の立ち位置を自覚し、他社の事柄について知ることで、自社の取り組みに生かしてください。
人事向けシステムのベンダーとして、市場のリアルな話、東芝としての現場感のある話ができればと思っております。今後の活動の指針となるような情報を少しでも持ち帰っていただければ幸いです。
- 萬 大祐氏(よろず だいすけ)
- 東芝デジタルソリューションズ株式会社 デジタルエンジニアリングセンター HRMソリューション部 エキスパート
- 2002年株式会社東芝に入社。2003年から人財管理ソリューションGeneralistに従事。20年以上にわたり、業種・業態とも多岐にわたる企業への人事システムの導入や提案活動を行っている。商品企画やプロモーション活動、Generalistの利用ユーザが参加するコミュニティ活動の運営にも従事。

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