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日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」 
				2025年11月19日(水)・20日(木)・21日(金)・26日(水)・27日(木)・28日(金)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-秋-」トップ 講演者インタビュー 酒井 真依子氏(株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 「人」ソリューション部 臨床心理士/公認心理師)インタビュー

なぜ、メンタル不調の休職者は「再発」をしてしまうのか
臨床心理士がその理由と支援策を実例とともに解説

酒井 真依子氏 photo

株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 「人」ソリューション部 臨床心理士/公認心理師

酒井 真依子氏

メンタル不調による休職者の「再発」は休職者本人、企業双方の課題となっています。本講演では、メンタル不調による休職の中でも特に「再発」にフォーカスし、再発してしまう理由や、復職する際の支援フロー等、基礎知識の部分をお話しします。併せて、復職支援カウンセリングを行う当社の臨床心理士/公認心理師が、実際に寄せられる具体的な相談事例を交えながら、実務に役立つ情報もお届けします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

メンタルヘルス不調が原因で休職してしまう従業員は決して少なくありません。さらに、不十分な状態で焦って復職してしまい、結果「再発」してしまうケースも多く発生します。せっかく復職したにも関わらず再度休職に至ってしまうことは、本人だけでなく、企業にとっても大きな課題です。

本講演では、メンタルヘルス不調による休職者対応に悩まれている企業のご担当者に向けてお役に立てる情報をお伝えできればと考えています。メンタルヘルス不調の「再発」にフォーカスし、再発してしまう理由や、再発してしまった方が復職する際のフローなどを解説いたします。
また、私は臨床心理士として、休職者に対する復職支援のカウンセリングも担当しております。実際に寄せられた具体的な相談事例もご紹介します。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

メンタルヘルス不調者の対応について、昨今では健康経営の観点からも無視できないテーマとなっています。具体的には、令和6年度の健康経営度調査票のQ59において「メンタル不調者の復職や仕事と治療の両立支援に関する取り組み」について問われており、今後さらに重要視されていく領域になっていくものと推測されます。

こうした状況から、メンタル不調による休職者の復職支援に関する情報を収集している人事責任者やご担当者も多いのではないでしょうか。

本講演では、メンタルヘルス不調による休職の背景や復職支援のフローなど基礎知識をきちんと押さえながら、「なぜ再発してしまうのか」「再発を減らすために何ができるのか」について考える機会となればと思います。休職者対応の担当となって間もない方でも理解しやすいように、丁寧な解説を意識してお話しします。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

メンタルヘルス不調による休職は非常にセンシティブな領域です。慎重な対応が求められ、ご担当者の皆様も誰に相談したら良いのだろう、と悩まれることもあるかと思います。
少しでも貴社のメンタル休職者再発防止のヒントを得る場として、本講演をご活用いただけますと幸いです。

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受付終了
講演者プロフィール
酒井 真依子氏(さかい まいこ)
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 「人」ソリューション部 臨床心理士/公認心理師
エンジニアを経て、大学院心理学修士にて臨床心理学を学び、資格を取得。医療現場や教育現場のカウンセリング領域にて経験を積み、アドバンテッジリスクマネジメントへ入社。その後心理カウンセラーとしてクライエントや企業の人事担当者の対応に従事。現在は心理学の知見を活かした新サービスの立ち上げ等にも関わる。

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