講演者インタビュー
住友生命が語る、10年後の「あるべき姿」を見据えた
若手・中堅を次世代リーダーに育てていくためには

日本経済新聞社 人財教育事業ユニット 部長/ISO30414リードコンサルタント/アセッサー
塩田 友氏
事業・組織が大きな転換期を迎える今、従来のサクセッションプランは見直しを迫られています。企業の持続的成長や変革には、経営層候補だけでなく20代・30代からのリーダー育成が不可欠です。本講演では住友生命保険相互の山田氏と國學院大学の鈴木教授をお招きして、10年先の「あるべき姿」から逆算した未来のリーダーの育成手法や素養の見抜き方を、理論と実践から解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
事業や組織が大きな転換期を迎えている中、これまでの延長線上にあるリーダー像では、限界を感じている経営層や人事部門の皆さまに向けた内容です。
特に、「人的資本経営」を実践する上で、「次世代リーダーの育成に課題を抱いている」「経営戦略と連動した人材育成(選抜・育成・配置・評価)を実現したい」
とお考えの方に、明日から実践できるヒントをご提供します。日本経済新聞社 人財・教育事業ユニットが長年培ってきた「経営人材育成」の知見に基づき、皆さまの課題解決を後押しします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
特にご注目いただきたいポイントは、以下の3点です。
〇未来から逆算するリーダー育成
事業・組織の変革が求められる今、10年後の「あるべき姿」から逆算し、未来のリーダーに必要な資質をどう見抜き、いかに育てるかを具体的に解説します。机上の空論ではない、戦略的な人材育成の視点をお伝えします。
〇「実践知」と「理論」の融合
組織運営と人財育成の最前線に立つ住友生命保険・山田哲之氏の「実践知」。経営・人事の専門家である國學院大学・鈴木智之教授の「理論」。そして、日本経済新聞社が持つ人財教育領域の知見。三者の視点を掛け合わせることで、皆さまの会社に合った課題解決の糸口を探ります。
〇若手・中堅層からの抜擢と育成
経営層候補だけでなく、将来を担う20代・30代の若手・中堅層から、いかにして次世代リーダーの原石を発掘し、育てるか。そのための具体的なアプローチに焦点を当てます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは「産業界から一人でも多くの経営人材を育成する」というミッションのもと、本講演をお届けします。
次世代リーダー育成の要は、手厚い研修プログラム以上に、それを推進する人事・人材開発部門のリーダーシップにあると考えています。
本講演を単なる情報収集の場ではなく、自社の課題と向き合い、次の一手を考える「作戦会議」としてご活用ください。皆さまが明日から現場で新たな一歩を踏み出すきっかけをご提供できれば幸いです。
- 塩田 友氏(しおた とも)
- 日本経済新聞社 人財教育事業ユニット 部長/ISO30414リードコンサルタント/アセッサー
- 新卒で通信会社に入社し、法人営業、人事(評価、昇進昇格、異動調整など)や事業開発に従事。その後、日本経済新聞社に入社。転職事業の立ち上げなどを担当し、現在は人的資本経営に関連した事業開発の責任者としてアセスメント開発やデジタル認証バッジ、事業アライアンスなどを担当している。

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