講演者インタビュー
エンゲージメントサーベイだけでは見えない!
多様なデータで解き明かす「本当に良いチーム」の条件

コクヨ株式会社 グローバルワークプレイス事業本部 HRCAソリューション部 マーケティング責任者
林 俊祐氏
人的資本経営への関心が高まり、多くの企業でエンゲージメントサーベイが導入されています。しかし、サーベイを実施しているものの、その結果を現場で十分に活かしきれていないケースも多いのではないでしょうか? 本講演では、コクヨが独自に集めた働き方やチームのメンバー構成、日々の活動といった様々なデータを分析し、「本当に良いチーム」に共通する特徴を分かりやすく解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人的資本経営の重要性が高まる中、エンゲージメントサーベイを導入する企業は非常に増えています。その一方で、「スコアは出たものの、そこから現場の具体的な課題が見えない」「結局、次のアクションにつなげられない」と、結果の活用に頭を悩ませていませんか。
本講演では、「感覚的な改善活動から脱却したい」「データという根拠をもって施策を進めたい」と考えている人事や事業部の方へ、私たちが分析したさまざまなデータから見えてきた「チームに影響を与える要因」をご紹介します。貴社のチームを成長・改善に導くための、新しい視点と具体的なヒントがきっと見つかるはずです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、コクヨの「TEAMUS(チームアス)」で知ることができる“Goodチーム”を起点に、多様な視点のデータとの関連性を分析。チームのメンバー構成やリーダーの特徴はもちろん、1on1の頻度、日々のコミュニケーション、さらには出社率といったワークスタイルまで、あらゆる角度からGoodチームの共通項を探ります。
「データが示した良いチームの条件」や、「明日からすぐに試せるアクション」など、具体的な事例を交えながら、感覚論ではない、実践的なチーム作りのポイントをお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
50年間、「はたらく」の変化と進化を見つめ続けてきたコクヨは、確信していることがあります。それは、どんな時代においても、人と人とのつながり、つまり「チーム」こそが会社の強さや文化をつくる、ということです。
「チームからはじめる」「チームで働くことから企業と社員の成長を実現したい」、そのような思いで、講演ではお話しします。
- 林 俊祐氏(はやし しゅんすけ)
- コクヨ株式会社 グローバルワークプレイス事業本部 HRCAソリューション部 マーケティング責任者
- 2012年にコクヨに入社後、空間構築事業において、商品開発から商品企画・商品戦略構築までを経験。その後、新規事業「TEAMUS(チームアス)」の立ち上げチームに携わる。市場マーケティングから、プロモーション・提案まで、広くマーケティング活動に携わるチームの責任者を務める。

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