講演者インタビュー
従業員自身のDE&I推進意識を高める！
～VRによる当事者体験を通じた自分事化と重要性の理解促進～
株式会社シルバーウッド VR事業部 マネージャー
黒田 麻衣子氏
DE&I推進には、従業員の意識改革は重要ですが、浸透に悩む担当者も多いのではないでしょうか。本講演ではVR動画を用いた発達障害の当事者体験を切り口に、自身のアンコンシャスバイアスへの気づき、心理的安全性の重要性を体感します。そしてDE&I推進が特別な事情を持つ“誰か”のための施策ではなく、全てのメンバーが「明日もこの組織で働きたい」と思える強い組織づくりに繋がることも実感いただける内容となります。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
近年、組織力を高めるためにDE&Iの推進が経営戦略の大事な要素の一つに位置付けられています。組織のDE&Iの推進においては、いかに一人ひとりのメンバーがその重要性を自分ごととして捉えるかが鍵です。しかし、DE&Iの推進は、組織の成果に直接結びつくイメージを持ちにくく、“他人ごと”として捉えられ、なかなか浸透しない企業も多く見られます。
本講演は次のような方におすすめです。
・組織のDE&I推進・浸透に課題を感じている方
・DE&I推進の重要性を社員一人ひとりに自覚してもらうための意識改革を進めたい方
・参加者の心に残り、行動変容に繋がる研修を企画したい方
・アンコンシャスバイアスに気づく方法を模索されている方
・組織の成果につながる心理的安全性の構築方法に興味がある方
・対話の重要性に気づく研修を企画したい方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
働き方や個人の価値観が多様化する中、すべてのメンバーが「明日もこの組織で働きたい」と思い、最大限のパフォーマンスを発揮できる強い組織になるためには、DE&I推進は不可欠です。
本講演は、VRによる当事者視点の体験を通じて、DE&I推進の重要性を「体感」できる内容となっています。今まで他人事として捉えていた多様性を自分事として体感し、立場の違いによって発生しているコミュニケーションのすれ違いや、自身のアンコンシャスバイアスに気付きを得るためのワークショップ形式の講演です。また、DE&Iの推進には心理的安全性の高い組織づくりが重要であることをVR体験を通じて感じていただきます。（今回はVRは使用せず、VR内の動画をオンライン上でご視聴いただきます）
今回の講演では時間の関係上、発達障害のテーマをご案内する予定です。本講演にお申し込みいただいた方は、後日開催予定の、さまざまなテーマが体験できるオンラインイベントにご招待いたします。
体験テーマ例：
・ワーキングマザー・ファーザー
・仕事と介護の両立
・LGBTQ＋
・発達障害
・視覚障害
・闘病（がん）
・認知症
・異文化コミュニケーション
・ハラスメント
他
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
誰もが“多様性 ”を持つ存在であるにもかかわらず、DE&Iの推進における“多様性 ”の中に自分は含まれず、特別な誰かのための取り組み（他人ごと）と思われてしまう、そんな風に感じることはありませんか。
VRで再現された、自分とは立場が異なる多様な一人称体験を通じて、“多様性 ”について自分ごととして理解し、意識変容・行動変容につながるプログラムを提供します。
- 黒田 麻衣子氏（くろだ まいこ）
- 株式会社シルバーウッド VR事業部 マネージャー
- VR事業立ち上げ期に入社し、DE&Iを“自分事化”するための数多くのVR体験コンテンツの企画開発制作に携わる。VR研修の講師担当実績は全国2,000回以上。自身が原作を担当したLGBTQを取り巻く社会課題をテーマにしたVR作品がルミエール・ジャパン・アワード VR 部門 優秀作品賞を受賞。
「日本の人事部」「ＨＲカンファレンス」「ＨＲアワード」は、すべて株式会社ＨＲビジョンの登録商標です。
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