講演者インタビュー
AI時代の次世代経営者を育成するには ー 20代・30代から始める経営人材の早期育成戦略

株式会社Aoba-BBT 取締役副社長
政元 竜彦氏
AI・デジタル技術の進化に伴い、次世代経営人材に求められるスキルも大きく変化しています。本講演では、AI時代に適応できる経営者像を探るとともに、
「ビジネスを構想し、突破する力」を持つリーダーの育成過程を分析した結果をもとに、特に20代・30代の若手のうちから実践できる効果的なアプローチを紹介。次世代経営人材の育成に取り組む企業の皆様にとって、有益な知見を得られる機会を提供します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
AI時代における「次世代経営人材」の育成方法を見据える企業の経営層・人事責任者・研修担当者向けの内容です。
AIやロボティクスの発展により、単純作業は自動化され、人間には「AIでは代替できない能力」が求められるようになっています。しかし、多くの日本企業では、既存の枠組みの中で業務を改善する思考が根強くであり、新しい価値を創造できるリーダーの育成が課題となっています。
本講演では、AI時代における社会の変化を踏まえ、企業が「AIでは代替できない能力」を備えた経営人材を育成するための具体的な方法を、事例を交えて解説します。AI時代に対応したリーダーシップ像を理解し、人材育成戦略の再構築を検討する企業にとって、必聴の内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演の最大のポイントは、「AI時代における経営人材に必要な能力は何か?」という問いに、具体的な解を提供することです。
まず、AIが進化する「第四の波」としてのサイバー社会において、求められる経営人材のスキルセットの変化について解説します。
AIが多くの業務を代替する中で、人間特有の「無から有を生み出す力」と新たな価値を創造する能力が、企業の成長を牽引する鍵となります。
次に、日本企業における成功事例として、「ビジネスを構想し、突破する力」を持ったリーダーの育成過程を分析します。例えば、新規事業を立ち上げ、企業の枠を超えて社会課題を解決する経営者や、独自のアプローチで成果を上げた研究開発者の事例から、育成プロセスに共通する点を掘り下げます。
さらに、企業が「ビジネスを構想し、突破する力」を持つ人材を育成するための実践的なアプローチを提案します。主体的に学び続ける人材の見極めや適切な配置・評価の仕組み、トレーニング方法について解説し、具体的な人材マネジメントのヒントを提供します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人材市場は「企業が人を選ぶ」時代から「人が企業を選ぶ」時代に移行しています。この講演が、AI時代における経営者像を再定義するとともに、未来のビジネスリーダーたちの進化を後押しし、その進化が企業の新たな価値を生み出していく、そのような人づくり・企業づくりの洞察を提供できることを願っています。
- 政元 竜彦氏(まさもと たつひこ)
- 株式会社Aoba-BBT 取締役副社長
- 大手総合商社にて、主にオセアニア地区の植林、木材加工事業に従事。約4年にわたる海外駐在時には、海外事業のマネジメントを経験。株式会社Aoba-BBT入社後は、編成制作局長として、全コンテンツの企画立案、制作に関与。経営塾受講生に対してセミナー講師も務める。慶應義塾大学経済学部卒業。

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