講演者インタビュー
自律型人材をどう育てる? 若手の自律を阻む要因と打開策
現場と若手の声を起点としたフォロー設計

株式会社ファーストキャリア 営業部 関西支社 マネージャー
渡邊 弘樹氏
多くの企業が若手社員の自律を促す施策を進めていますが、理想論に留まり、現場で行動変容が進まないという課題があります。その背景には、教育体系の整備だけでは主体的な学びが促せないことや、現場と人事の温度差などが影響しています。本講演では、若手の自律的行動・学習を妨げる本質的な課題を明らかにし、現場と若手社員の本音を取り入れた効果的なアプローチについて、実践知を交えてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
多くの企業が「自律的に行動・学習する若手社員」の育成を掲げる中、人事のみなさまは理想と現実のギャップに悩んでいるのではないでしょうか。現在は約4割の企業が選択型の教育体系を採用していると言われていますが、若手社員がその環境を十分に活用できていないというお声をよく伺います。
この背景には、若手自身の課題だけではなく、上司や現場の理解不足、組織風土など複合的な要因が絡み合っています。この状況が続けば、将来の中核人材不足や組織の成長停滞につながるリスクも懸念されます。
本講演では、若手社員の自律的な行動・学習を阻む本質的な要因と、それを解消するための重要なポイントについて、実践知を交えながら解説します。
・若手向け研修の効果に疑問を感じている方
・教育体系を整備したのに活用されていないとお悩みの方
・「学びたい」と声を上げる若手が少なくて困っている方
・現場と人事部の温度差に課題を感じている方
上記の課題をお持ちの方におすすめする内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
若手社員の育成において、多くの企業が直面している「理想と現実のギャップ」。教育体系は「自律的に学ぶ」方向へとシフトしているにも関わらず、若手社員がその環境を活用できていないという現実があります。
本講演では、この「ギャップ」を生み出す根本的な要因を複合的に掘り下げます。
特に注目すべきは、若手育成の取り組みを検討する際の視点です。従来型の「人事部主導の一方的な設計」ではなく、「事業部現場と若手の声を起点とした双方向の設計」がなぜ効果的なのかを対比しながら解説します。多くの企業では「何を学ばせるか」に焦点を当てがちですが、真に重要なのは「なぜ学ぶのか」「どう学びたいのか」という学習者の視点に立つことです。
さらに、効果的な教育設計のため、人事部が持つ情報と現場が持つ情報の橋渡しをどのように行うか、そして複雑な情報をどのように整理して分かりやすく伝えるかを探求していきたいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
若手社員の育成は、研修プログラムを提供するだけでは完結しません。彼らを取り巻く環境や、現場の実態を深く理解することが重要です。
当日は「手法」ではなく、若手育成の「本質とは何か」をともに探求していければと思います。
若手が自ら学び、成長する組織づくりには、人事部門の皆さまの視点に加え、現場の声を取り入れることが欠かせません。ぜひ、日頃感じている課題や疑問をお持ちください。共に考え、対話する場にしていきましょう。
- 渡邊 弘樹氏(わたなべ ひろき)
- 株式会社ファーストキャリア 営業部 関西支社 マネージャー
- 新卒でオーダーメイド家具設計施工会社に入社後、家具の営業・設計・施工管理に従事。通常業務に加えて、新入社員の採用活動・育成や新たな制度設計を経験。現在は、株式会社ファーストキャリアにて、主に関西マーケットを中心に研修企画・設計、制度設計のアドバイザリー業務などに従事。併せて新卒採用活動にも参画。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。