講演者インタビュー
「組織のジレンマ」をどう乗り越えるか? 社員の“自律と共創"を育む組織文化変革のあり方

アイディール・リーダーズ株式会社 CCO(Chief Culture Officer)
宮森 千嘉子氏
効率と創造、個人と組織、利益と社会貢献――組織内のジレンマをどう乗り越えるか。重要なのは、二者択一ではなく「どちらも」大切にする考え方とCQ(文化背景の異なる人々と協働し、成果を出す力)の実践です。本講演では、丸井グループ・トリドールが実践する、社員の“自律と共創”を育むリアルな取り組みを解説。単なる施策実施にとどまらない、本質的な組織文化変革の進め方とCQの高い人事リーダーのあり方を探究します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、多様な人材が共に力を発揮し、変化の激しい時代に柔軟かつ創造的に挑戦できる組織をつくりたい方に向けた内容です。
丸井グループやトリドールの成功事例を基に、ただ組織文化を統一するのではなく、個々の違いを力に変え、共創する文化へ進化させるためのヒントをご紹介します。両社が目指すのは、「効率と体験」 「社会へのインパクトと利益 」「成長とウェルビーイング」といった二項対立を超えて、すべてを実現すること。
その背景にある文化戦略や具体的な仕組み、CQ(文化知性)の高いリーダーのあり方を解説し、組織文化づくりに悩む人事や経営層、マネジメント層がすぐに活かせる知見をお届けします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
組織文化を「自律と共創」という視点から再構築し、組織と個人の可能性を最大限に引き出すアプローチを学ぶことが出来ます。「効率と体験」「個人と組織」「利益と社会貢献」「短期と長期」など、従来は相反すると考えられてきた組織のジレンマを両立させ、持続的な成長とイノベーションを生み出すための具体的なアプローチを解説します。
その鍵となるのが、組織文化を可視化し、立体的かつ動的に捉える「スピニング・オニオンモデル」です。価値観・行動・習慣の層をどう重ね、整えるかを具体的に解説します。
また、丸井グループやトリドールが、社員の自律性や共創を支えるために進めている取り組みを通して、文化を捉える6次元モデルやCQ(文化的知性)の実践法を紹介します。制度や施策にとどまらない、本質的な文化変革のヒントをお持ち帰りいただけます。人事・経営層はもちろん、現場のリーダー層にも役立つ内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
組織文化は、ルールやパーパスへの共感だけでは実現できません。一人ひとりの個性を尊重し、共創を重ねるプロセスを通じて育まれるものです。不確実性が高く変化が激しい現代において、組織と個人が互いに尊重し、それぞれの違いを力に変える「共創文化」が求められています。本講演では、丸井グループとトリドールの具体的な事例を通じて、これからの時代に求められる組織文化について共に考え、探求する時間にしたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
- 宮森 千嘉子氏(みやもり ちかこ)
- アイディール・リーダーズ株式会社 CCO(Chief Culture Officer)
- 「文化と組織とひと」に橋をかけるファシリテータ、コーチ。サントリー広報部、HP、GE日本法人で社内外のコミュニケーションとパブリック・アフェアーズを統括、組織文化の影響を熟知。CQを核に世界をまたにかけて企業、地方自治体、プロフェッショナルの支援に取り組む。

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