講演者インタビュー
女性活躍を次のステージに引き上げる
~NECグループの管理職育成と多層的施策の実践知~

株式会社チェンジウェーブグループ 執行役員
鈴木 富貴氏
DE&Iを進める中で、女性管理職比率向上が目的化してしまっているというお悩みを多く伺います。本講演では、NECグループの取り組みである女性社員の育成に管理職のアンコンシャス・バイアス対処やマネジメント変革を組み合わせ、多様な人材が活躍できる環境づくりとイノベーションの創出についてご紹介します。そして、女性活躍における複数施策の組み合わせで成果を持続・向上させる具体的な手法について徹底解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
DE&I推進への取り組み方、発信の仕方について、2025年ほど悩むことは今後ないかもしれません。また、「女性管理職比率の向上」が目的化してしまい、組織力強化や人的資本経営につながっていないと感じている人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
本講演では、女性社員の育成やネットワーク形成に加え、管理職のアンコンシャス・バイアスへの対処やスポンサーシッププログラムなど、マネジメント変革を組み合わせた多層的なアプローチでI&D実現に取り組む、NECソリューションイノベータ社の実践事例をご紹介します。
単発施策に終わらず、組織風土醸成や行動変革につながる仕組みづくり、社内の納得感を得ながら進める方法について、具体的なステップと共にその成功ポイントを解説します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
日本政府が掲げる「2030年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする」という目標において、今年は中間レビューの年となります。各企業でこれまでの取り組みを見直す機会ともなり、女性管理職比率の向上だけでなく、パイプライン構築を含めた質的な変化や職場環境や組織風土の変革といった視点も重視されています。
本講演では、NECソリューションイノベータ社が実践する、多層的なI&D実現の取り組みをご紹介します。同社では、課題を分析し、明確なゴールを設定した上で、女性活躍をきっかけに、多様な人材の能力発揮、人的資本経営につながるストーリーを描いています。一例として、女性の育成としては階層別研修やネットワーク構築、スポンサーシッププログラムを実施。管理職層に対しては、eラーニングプログラム「ANGLE」を活用したアンコンシャス・バイアスへの対処など、マネジメント変革と女性育成を両輪で進めることで、実行力を高めています。
自社の取り組みをスピードアップさせたい方や、複数施策の組み合わせで成果を持続・向上させる具体的な手法や、組織風土変革のポイントを知りたい方に役立つ内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
変革や人材開発、ダイバーシティ推進の取り組みに数多く伴走させていただいておりますが、その過程で、データによる課題の可視化、複合施策の継続、経営層との対話が不可欠であることを強く実感しています。
また、アンコンシャス・バイアスが影響するコミュニケーションや機会提供など、現場に変化を促す際には、実践の「一歩目」にこそ重要なポイントがあると考えています。本講演では、NECグループでの実践事例を通じ、具体的かつ本質的なヒントをお伝えいたします。
ぜひご参加いただき、皆さまの取り組みにお役立てください!
- 鈴木 富貴氏(すずき ふき)
- 株式会社チェンジウェーブグループ 執行役員
- 報道記者としてテレビ局に15年間勤務後、渡米。帰国後、ダイバーシティ経営企業・働き方改革の取材、社外メンター企画に関わり、静岡市男女共同参画審議委員を務めた。チェンジウェーブ参画後は組織変革、人材育成、異業種研修やアンコンシャス・バイアスに関する講演・研修に取り組む。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。