講演者インタビュー
マネジメントを成功に導く「ポジティブフィードバック」
言葉がけの変化が部下に与える影響と4つの承認

国際エグゼクティブコーチ/ベストセラー著者/研修講師/TED speaker
ヴィランティ 牧野 祝子氏
管理職のコミュニケーション次第で、組織のエンゲージメントは大きく変わります。その鍵となるのが、日常的な肯定的な言葉がけです。本講演では、ポジティブフィードバックが部下に与える影響を解説し、グローバルリーダー達から学んだ実践的なフィードバックの手法を紹介します。「4つの承認のコツ」と具体的なメソッドを事例を交えて紹介し、2000人以上の管理職が実践した手法を明日から活用できる形でお伝えします。(協賛/株式会社 グローバル・キャリアデザイン)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
在宅勤務の定着、メンバーの多様化など、職場の環境が変わってきている中、以下のように会社や組織のエンゲージメントについて悩んでいる方向けの内容です。
1.フィードバックに戸惑い、自信がない
「どう伝えれば良いかわからない」「厳しく言うと関係が悪化しそう」「褒めるだけでは成長しない」
2.部下のモチベーションや主体性を高めたい
「指示待ちの部下が多い」「自信がなく成長しない」
3.チームの心理的安全性を向上させたい
「発言しづらい雰囲気がある」「部下と信頼関係が築けない」
4.多様な部下との関係構築に悩んでいる
「若手、女性社員、年上部下への声かけが難しい」「リモートでの関わり方がわからない」
ポジティブフィードバックを通じて、短期間で良好な人間関係を築くコツをお伝えします。今までに「チームの雰囲気が一気に改善」「自身のチームですぐに実践して、人間関係が良くなった」などの声が寄せられています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
以下の四つのポイントについてお話しします。
1)私の経験とポジティブフィードバック
10ヵ国でのキャリアの中で経験した、国内外のグローバルリーダーの方々からのポジティブフィードバックを実例と共にご紹介
2)定義と四つの承認
「フィードバック」と「ポジティブフィードバック」の違い。ポジティブと言っても、成果・結果のみを承認するだけでなく、相手の心に残る承認の四つのコツとは
3)「改善ポイント」のポジティブな伝え方
ポジティブと言っても、改善ポイントを隠して、オブラートに包んで言いたいことを言わないのでは意味なし。私がお世話になった海外のリーダーたちは、時にはキツく指導していた。ネガティブに聞こえがちな改善ポイントを、いかに聞く耳を持ってもらうようにお伝えするかのコツを伝授
4)エンゲージメントアップの成功事例/ポジティブフィードバック用語集
多くの企業で「フィードバックがない」「無反応が一番困る」という部下側の意見が顕著。明日からできるおすすめの活動や成功事例を、ポジティブフィードバックの用語と共にご紹介
「背中を見てついてこい」「言わなくてもわかるだろう」「やってくれて当たり前」の「昭和的な上司」でも、少しずつ部下に言葉をかけることで、部下のエンゲージメントを一気にアップさせられる「ポジティブフィードバック」。エンゲージメントで悩む人事担当者の皆さまにぜひご参加いただけると幸いです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私は、はじめて上司の立場になったときに、フィードバックのやり方がわからずに、言いたいことを伝えられなかったり、感情的に怒ったりするなど、非常に苦労しました。当時の私は、チームの改善点ばかりにフォーカスし、「こうあるべき」という概念に固執していました。部下との対話がなく、一方的に話をしては「なぜ言うことを聞いてくれないのだろう」と悩んでいました。
そんなときに私がグローバルリーダーと接して経験したポジティブなフィードバックを実践してみたところ、思ったより短期的に人間関係が改善し、職場環境が良くなりました。ちょっとしたコツで、明日からすぐに実践でき、チームが劇的に変わるこの方法を一人でも多くの方にお伝えできれば幸いです。
- ヴィランティ 牧野 祝子氏(ヴィランティ まきの のりこ)
- 国際エグゼクティブコーチ/ベストセラー著者/研修講師/TED speaker
- 国内外10ヵ国で、豊富な知識と経験を積む。各国リーダーから学んだビジネスノウハウを、日本のビジネスパーソン向けに体系化&書籍化し、再現性が高く実践的な研修を提供。社員・リーダーそれぞれが自分の強みを活かし、自発的に貢献する人材に。ミラノ在住。障がい児を含む3児の母。

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