講演者インタビュー
新人研修の常識崩壊！
退職・転職が当たり前の時代に必要な研修と不要な研修の違いとは？
株式会社NEWONE 組織・人材開発事業部 シニアHRパートナー
阿部 真弥氏
人材流動化の激化、価値観の多様化により、大きな理由がなくても退職や転職をするのが当たり前の時代になりました。従来の研修の在り方では太刀打ちできず、もはや意味のない研修も多くなっています。本講演では、最新データを基に「新人が成長し、定着する研修」と「意味をなさない不要な研修」の決定的な違いを解説します。具体的な事例をもとにすぐに使えるポイントをお伝えしますので、研修設計担当の方は是非ご参加ください。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
人材流動化が進む昨今、あるデータでは「24年度新入社員の3人に1人が入社2ヵ月後の時点で“会社を辞めたい”と感じた経験がある」と発表されています。
「3年以内に3割の離職」と言われていた時代と比較すると、キャリアの分岐はどんどん早期化しています。このようにキャリア 就社意識が低下し、“片足上げた状態で入社する世代”をはじめとする若手の変化を背景として、組織と人の関係性や「エンゲージメント」が改めて注目されています。
・そもそも新人研修は必要なのか？
・就社意識が低い若手世代に対して、定着率の向上を図っていきたいがどのように変化を求めればいいのかわからない
本講演では、上記のような課題について、新入社員育成におけるエンゲージメント向上の必要性に触れながら、企業の具体的な取り組み事例をご紹介します。ぜひ解決の糸口を発見してください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では「良い新人研修とは何か？」ではなく、「不要な新人研修とは何か？」をメインテーマに、新人研修の価値について考えていきます。24年度の新入社員500名のデータから見えてきた具体的な傾向から、「必要な研修と不要な研修の違い」について解説します。
当社で新人育成をご支援している150社超の企業の傾向を分析して見えてきた、「これからの新入社員育成のあるべき姿」について、最新のサーベイデータをもとにご説明します。
「新人研修って意味あるの？」
「どうしても毎年のルーティンになり、やりっぱなしになってしまう」
そんなお悩みをお持ちの人事・若手育成の担当者様に向けて、今年から始められる解決策のヒントを具体的にご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
株式会社NEWONEは、「個人と組織の関係性が変わる」ことに着目し、一人ひとりが働きがいを持って、パフォーマンス高く働けるよう支援することを目的に、「エンゲージメント向上」をテーマに掲げ、2017年9月に始動しています。働く環境も働き手の価値観・傾向も激的に変化している状況で、「人材育成はこれまで通り」ではうまくいくはずもありません。
まさにニューノーマルを作っていけるように、今の時代にあった育成ソリューションをご紹介します。どうぞよろしくお願いいたします。
- 阿部 真弥氏（あべ しんや）
- 株式会社NEWONE 組織・人材開発事業部 シニアHRパートナー
- 大学卒業後、NEWONEに創業メンバーとして参画。入社後、マーケティング部門で主に20代育成プログラムの開発責任者を担当。現在は、シニアHRパートナーとして新入社員育成から管理職育成まで幅広く、携わっており、新規開拓部門マネージャーや、研修ファシリテーターとしても活躍している。
「日本の人事部」「ＨＲカンファレンス」「ＨＲアワード」は、すべて株式会社ＨＲビジョンの登録商標です。
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