講演者インタビュー
若手メンバーが自ら動き出す「言語化」の3つのポイント
~自身の役割・行動を明確にする~

作家/一般社団法人教育コミュニケーション協会 代表理事
木暮 太一氏
指示待ち、判断が苦手、など若手社員の主体性に課題を持つ企業が増えています。その一因は「若手社員自身が何をすべきか明確に捉えられていない」ことです。自身の役割を言葉で明確に捉えられれば、やるべきこと、聞くべきこと、伝えるべきことが明確になり、自走できるようになります。本講演では、曖昧な思考の明確化に役立つ「言語化」のポイントをお伝えします。モチベーションや組織エンゲージメントの向上にも効果的です。(協賛/株式会社かんき出版)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
経営者や人事担当の方から、「若手社員が何を考えているかよく分からない」「学生ノリが続いている気がする」といった新入・若手社員育成の悩みをよく聞きます。一方で、若手社員は、「自分の役割がわからない」「先輩や上司に何を報告・相談していいかわからない」と感じていることも多いようです。こういった悩みが離職に繋がることもあります。
本講演でお伝えする「言語化」は、コミュニケーションにおける社会人としての基準を揃える効果があります。
若手社員は、やるべきことや確認すべきことを明確にできるようになります。そして、タスクが明確になることで、一人で悩むことが減ります。上司からのフィードバックにも、適切に対処できるようになります。これにより組織全体が活性化していきます。
若手社員の育成、とくに「伝えること」に課題をもっている企業にぜひご参加いただきたいと考えています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「言語化」とは「明確化」です。本講演でお伝えするのは、自分の思考を明確化し、言葉で明確に伝えるビジネスの基本となるスキルです。
ハーバード大学の研究によると、人は自分の頭の中のたった5%しか認知していないと言われています。残り95%は「なんとなく」しか自覚できず、相手にも伝えられていません。認知していなければ、自分自身でも明確に表現することができません。そして、この「曖昧さ」が誤解とストレスの原因になっています。
ビジネスでは「明確にしなくていいこと」はありません。頭の中を明確に言語化し、明確な言葉で伝える「言語化」は、すべてのビジネスパーソンにとって重要かつ必須だといえるのではないでしょうか。
若手社員が伸び悩む原因の一つにも「言語化できていない」が挙げられます。自分の仕事や役割を曖昧にしかとらえていません。だから、上司とのコミュニケーションや、自身の仕事に対して、自信をもって取り組むことが難しくなっているのです。
私たちは「言葉」で考え、「言葉」で行動プランを練ります。言葉が曖昧になれば、考えが曖昧になり、曖昧な行動プランしか出せなくなります。自分の思考を言語化し、伝えたいことを言語化できるようになれば、仕事の質が格段に上がります。若手社員がすぐに実践できる手法と、言語化により組織がどう良くなるのかをお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
価値観の多様化や、コンプライアンスの観点から、若手社員の育成は年々難しくなっていると感じている企業も多いのではないでしょうか?
解決策は「若手メンバーへの話し方を改善すること」ではありません。たとえ穏やかに話しても、内容が曖昧であれば伝わらず、メンバーはやるべきことを把握できません。ポイントは「言語化(明確化)」です。
若手社員一人ひとりが、自分の役割とゴールまでのタスクを明確に把握し行動できれば、組織は自走していきます。これまで200社以上の研修、コンサルティングでみてきた事例をもとに、少しでも皆さまに役立つ手法をお伝えできれば幸いです。
- 木暮 太一氏(こぐれ たいち)
- 作家/一般社団法人教育コミュニケーション協会 代表理事
- 14歳から、わかりにくいことをわかりやすい言葉に変換することに異常な執着を持つ。学生時代には『資本論』を「言語化」し、解説書を作成。学内で爆発的なヒットを記録。企業の若手層・リーダー層に向けた言語化プログラム研修、経営者向け言語化コンサルティング実績は、年間200件以上、累計3000件を超える。

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