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日本の人事部「HRカンファレンス2025-春-」 
				2025年5月14日(水)・15日(木)・16日(金)・20日(火)・21日(水)・22日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-春-」トップ 講演者インタビュー 杉浦 大介氏(株式会社Tecrhyme 代表取締役)インタビュー

技術の形式知化と早期戦力化を同時に叶える
人事だからこそできる、現場技術者へのアプローチ方法

杉浦 大介氏 photo

株式会社Tecrhyme 代表取締役

杉浦 大介氏

「若手が定着せず高齢化」「スキルが属人化、暗黙知化」——技術者を抱える企業が直面している課題ではないでしょうか。技術継承と若手技術者の早期戦力化に向け、育成ツールを導入する企業も多いですが、それだけでは状況は解決しません。本講演では、大手サプライヤーでの人事経験、100社超の支援実績のもと、継承すべき技術の残し方、若手が成長する仕組み作り、これらを人事が技術部を巻き込み進める際の要諦を解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

現場技術組織における以下の課題に対し、「人事としてどうアプローチすべきか」と悩んでいる企業向けの内容です。

(1)熟練技術者の退職が迫る中、依存状態から脱却したい
・技術を可視化・標準化したいが、そこに意欲的な社員が少ない
・技術を継承する環境が整っていない、時間がない、やり方がわからない

(2)若手技術者を早期戦力化したい
・従来の育成方法では時間がかかってしまうので、新しい方法に変えたいが、変えられない
・育成ツールを導入したが活用できていない

(3)属人的な業務が多く、DXや標準化が進まない
・属人的なやり方をDX化したとしても、生産性が向上されない
・生成AIを業務に取り入れたいが、活用方法がわからない

大手サプライヤーでの人事経験や200社超の技術者を持つ企業へのコンサルティング経験をもとに、「人事だからこそできるアプローチ」をご紹介します。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

ツールありきではなく、「本質的に残すべきものの残し方」「次世代の若手が成長しやすい仕組み」、そして「人事が進める上でのポイント」が本講演の聴きどころです。

昨今、技術継承や技術者育成のアプローチとしてEラーニングやナレッジ共有ツールが先行し、実際には以下のような課題が生じています。

・トップの指示で嫌々データを共有するだけになっている
・属人的な内容が多く、他者が理解できない
・何がノウハウなのか、自分たちでも分からない
・データが多すぎて探しづらい
・手順は分かっても、本当のノウハウが入っていない
・せっかくツールを導入しても、うまく活用できていない etc.

こうした課題に対し、製造業や設備保守業の中小~大手企業で実績のあるアプローチをご紹介します。大手自動車サプライヤーで実証済みの効果的な手法で、「キーマンに対し、上流から下流までの本質を引き出し、整理していく」というものです。

この手法のポイントは、客観的な立場で寄り添える人事が、技術者の思考の流れに沿って本質を引き出し、それを適切に整理すること。実行することで、技術継承や育成の課題解決だけでなく、エンゲージメント向上、採用、評価にもつながります。

また、生成AIの活用事例もご紹介し、AIを現場や育成にどう取り入れるかについてもお伝えします。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

日本は技術の国であり、その技術や技術者は貴重な財産です。複雑で丁寧に、こだわりと努力を重ねて築かれた技術は、世界から賞賛されるべきものです。今後は製品やサービスだけでなく、日本人の「知恵」そのものが価値となると考えています。

しかし、その技術が継承されず消失したり、若い世代に届かなかったりする現状には心が痛みます。
私は、日本の技術力復権の応援団として、技術者やその周りの人々に光を当てるサポートをすることを生きがいとしています。

皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

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講演者プロフィール
杉浦 大介氏(すぎうら だいすけ)
株式会社Tecrhyme 代表取締役
自動車メガサプライヤー開発会社にて、メカ・エレ・ソフト系エンジニアの人事変革を推進。その後人事コンサルベンチャーのCOO兼コンサルタントとして7年従事。2023年に技術系企業特化型の人事コンサル企業設立。これまで2000社以上の経営者・人事への講演、200社のコンサルティング実績を持つバンドマン。

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