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日本の人事部「HRカンファレンス2025-春-」 
				2025年5月14日(水)・15日(木)・16日(金)・20日(火)・21日(水)・22日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2025-春-」トップ 講演者インタビュー 前田 正彦氏(株式会社スキルアカデミー 代表取締役CEO)インタビュー

目標管理制度うまくいっていますか?
~経営目標を達成できる制度運用を実現する設計・運用のポイント~

前田 正彦氏 photo

株式会社スキルアカデミー 代表取締役CEO

前田 正彦氏

目標管理制度を導入している企業は増えてきています。一方、この制度の趣旨を正しく理解し、現場に浸透させ、その効果を得ることができている企業は多くはありません。その原因は各職務の責任を明確化し、それに基づいた目標設定ができていないためだと考えています。本講演では、組織の経営目標を達成するための目標管理制度について、設計から運用までのポイントを解説いたします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

近年、何らかの形で目標管理制度を導入している企業が増えてきました。しかし、「導入したけれども、思ったような効果を出せていない」という企業が数多く存在するのも事実です。経営者目線では、「目標設定の水準が低く経営目標の実現に繋がらない」「目標設定水準にばらつきがあり、すぐに達成できる目標を設定した人の評価が高くなって不公平」「上からの押し付けで目標が決まり、やらされ感が蔓延している」といった課題をよく耳にし、これは多くの企業で見られる実態です。

本講演では、企業の経営目標達成のための、目標管理制度の設計から運用の抑えるべきポイントについて、実例も交えながら解説します。

本講演の内容は、目標管理制度を導入したけれども十分な効果を出せていない企業はもちろん、これから導入を検討している企業にもぜひ聞いていただきたい内容です。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

目標管理制度について、設計から運用の「勘所」を実例も交えながら解説します。

講演ではまず「目標管理制度」の本質的な意味合いから解説。英語でいうManagemet By Objectivesの本質的な意味合いに立ち戻ることで、目標管理制度の本質的な意味合いが見えてきます。

次に設計上のポイントについて解説します。組織ミッションや経営目標と目標管理制度が連携しないという問題の根本は、制度設計にあります。講演ではどのようにミッションや目標と連携させるのか、実践的な設計のポイントについてお伝えしあmす。

そして最も重要なのが運用です。たとえ緻密に制度を設計したとしても、運用で手を抜いてしまっては目標管理制度の効果を得ることはできません。講演では目標設定方法、運用にあたっての1on1の意義とやり方、そして人事部が果たす役割などについて解説していきます。特に、制度運用において人事部の果たす役割は重要です。単に周知やスケジュール管理をするだけでなく、目標管理制度に関する正しい知識を身に着け、特に初期段階では内容についても深く介入していくことが、正しい運用・定着を実現するためにも重要なポイントです。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

さまざまな企業で目標管理制度の導入をサポートしてきた経験から言うと、生半可な取り組みでは目標管理制度の導入効果は得られないということです。  

しかし人事部が上記のポイントを押さながらコミットし、定着までに根気強く介入していけば、社員のやる気が高まります。その結果として、組織のミッションや経営目標の達成へ繋がる効果的な制度運用が実現できることでしょう。 

本講演で少しでも皆さまの参考になる情報を提供できればと思っております。お会いできることを楽しみにしています。

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講演者プロフィール
前田 正彦氏(まえだ まさひこ)
株式会社スキルアカデミー 代表取締役CEO
慶應義塾大学経済学部卒業。MIT Sloan School of Management修了(経営学修士)。NTTデータ経営研究所、トーマツコンサルティングを経て現職。戦略から人事・組織コンサルティングまで一貫したサービスを提供している。

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