講演者インタビュー
投資としての人件費の捉え方
-従業員の活躍を促す報酬制度の構築と運用方法-

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 シニアマネージャー
澤村 啓介氏
人的資本経営の考え方を背景に、人件費をコストではなく投資として捉える企業が増えています。これまでは、報酬制度に脱年功や成果主義といった大きな潮流もあり、報酬制度改定の決まりきったパッケージが存在したかもしれません。一方で、自社の課題に応じた報酬制度を設計、運用していくことが必要不可欠となってきています。本講演では、人材活用や定着の観点から、報酬制度の具体的な構築方法論と実践例を中心にお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「年功主義から抜け出せない」「従業員の頑張りが報酬につながっていない」などの報酬制度に課題をお持ちの方向けの内容です。また、年功的な報酬制度を、成果主義や役割型の報酬制度に見直した方が、次の一手を探している場合も役立つ内容となっています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人的資本を高める取り組みについて一層注目が高まっています。また、足元で続く物価高や賃上げが話題となっていますが、結局賃上げが追い付かず実質賃金が目減りしているとのニュースも耳にします。こうした流れもあり、人材マネジメントの根幹の一つである報酬制度への注目はますます高まっています。
これまで、報酬制度には「年功主義から成果主義へ」といった大きな潮流があり、報酬制度の改定にはある程度決まったパッケージがあったといえます。しかし、事業環境や雇用環境の複雑化が進むなかで、決まりきったパッケージではなく自社の課題に応じた報酬制度を設計、運用していくことが必要不可欠になっています。
本講演では、自社の課題に応じた報酬制度を設計、運用について、実践的な観点から解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業の競争力の源泉は、無形資産に移っており人的資本はその中心と言えます。人材マネジメントの根幹の一つである報酬制度への注目はますます高まっており、報酬制度の見直しは、企業の成長のドライバーです。
報酬制度に関して重要な役割を担う方や、課題を感じている方はたくさんいると認識しています。有意義な情報が提供できるように講演しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
- 澤村 啓介氏(さわむら けいすけ)
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 シニアマネージャー
- 立命館大学を卒業後、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社。組織人事ビジネスユニットに所属し、人的資本を高める企業の人事制度、組織風土、人材育成体系等人材マネジメント改革に関するコンサルティングに従事。著書に『人材を活かす 賃金制度の基本書(労務行政)』。その他新聞等への寄稿も多数。

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