講演者インタビュー
「言われて動く」から「自ら考えて動く」へ!
若手社員を変える、セルフリーダーシップ醸成の6つのポイント

株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング ブランチャードマスタートレーナー/シニアコンサルタント
安田 太郎氏
若手社員が受動的に言われてから行動をとってしまうのは、マインドやスキルが未熟なことに起因します。これらを身につけるためには、主体性を引き出すことに繋がる「セルフリーダーシップ」の醸成が必要です。本講演は、若手社員が自ら考えて動くためのセルフリーダーシップの身につけ方について、6つのポイントに整理して解説します。また、発揮したことでチームにどのような良い影響を与えたかについても事例を交え紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「最近の若手社員は、自分から動かない」「指示を出さないと動かない」
そんな悩みを抱える人事担当者や育成責任者、現場マネジャーの方に向けた内容です。Z世代は、これまでの世代とは価値観も経験も大きく異なります。その背景を理解せずに従来の育成スタイルを押しつけるだけでは、若手は受け身になり、成長の機会を失ってしまいます。本講演では、若手社員の内側にある「主体性の芽」をどう引き出し、セルフリーダーシップを育むかについて、6つのポイントに整理してお話しいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回は、若手社員が「自ら考えて動く」状態に成長していくために欠かせない“セルフリーダーシップ”に焦点を当て、その育成方法をお伝えします。特に注目いただきたいのは、Z世代の価値観をひも解きながら、彼らの行動の背景に迫るパートです。「コスパ・タイパ」といった価値観をどう理解し、どのように育成に活かすかをお話しいたします。
さらに、ブランチャード社の「SLII®モデル」を活用し、個々の成長レベルに合わせた関わり方(=指導・支援スタイルの使い分け)についても実践的にご紹介します。
そして、実際に行われたセルフリーダーシップ育成の導入事例も共有します。受講者の変化や成功ポイントをリアルに感じていただければ幸いです。
「若手が変わらない」ではなく、「関わり方を変えることで、若手の変化を引き出す」。その手応えと可能性を、ぜひ本講演で体感ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「最近の若手は…」と感じたことがある方こそ、ぜひご参加いただきたいです。
より効果的に受講していただくために、ぜひご自身の職場にいる若手社員の顔を思い浮かべながらご参加ください。「あの人にどう声をかければよかったのか」「どこに成長の可能性があるのか」といった視点から、理解が一層進みます。
また、チャットを通じての問いかけや共有の時間もございますので、気づきや経験をぜひ気軽にシェアしてください。
皆さんの現場に変化のきっかけを持ち帰っていただけるよう、対話を通じた学びの場を一緒に創っていきましょう!
- 安田 太郎氏(やすだ たろう)
- 株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング ブランチャードマスタートレーナー/シニアコンサルタント
- 大手日系流通企業での海外人事・採用、パソナ上海、マーサーコンサルティング、PFC上海董事長を経て現職。国内外の組織開発の経験を活かし、中小企業から大企業までのエンパワーメント組織づくりに従事。ブランチャード・ジャパン マスタートレーナーとしてリーダーシップ開発の支援やSLII®トレーナー育成も行う。

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