講演者インタビュー
はたらく人の学びをもっと自律的・前向きにするには?
アソビとマナビが融合した”まなおも”の手法を紹介

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 人材開発ラーニングデザイン部 マネジャー
酒井 裕希氏
「研修があまり面白くない」「社員が自発的に学んでくれない」人材育成のよくある悩みだと思います。はたらく人がより前向きに、自律的に学ぶために何ができるか。そのヒントがアソビとマナビの融合にあるのではと考え、私たちは企業の中で「おもしろい」学習が実現するための様々な手法の開発を進めています。本講演では、"まなおも"という手法を一例に社員の自律的な学習を促進する人材育成のアプローチを紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、「社員の学びへのモチベーションを高め、自律的に学ぶ人材を増やしたい」と考える人材育成担当・会社経営の皆さまにお勧めします。
研修を受けることが目的化していて、"やらされている感"が強くなってしまっている
研修の内容が「おもしろい」と感じてもらえず、満足度が低い/現場での主体的な学びにつながっていない
こうした人材育成のお悩みは、さまざまな企業、ひいては日本の人材育成における共通の問題になっているといえると思います。
その問題の根幹にあるのは、一方的に知識やスキルを教わる研修が多いことが一因です。従来の受動的な学習から、社員の主体的な参加を促す研修への変革が「今」求められています。
ただ研修を受けるだけでなく、研修という場を通して社員同士が関わり合い、「学びっておもしろい」と感じてもらえる学習体験をどのように創り出すか。その具体的なアプローチや手法をお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回は、自律的な学びを促すアプローチの一つとして、アソビ×マナビの学習デザインの手法を紹介します。
おもしろい研修が必要だとは思っているけれど、ただ楽しいだけのアソビにしてしまうと学習効果が低下してしまうのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、アソビの自由さを学習設計と組み合わせることは、実は「はたらく人の学習観」を変え、今の時代に必要な社員の自律/主体性を育てることに大きく寄与します。
実際に我々はさまざまな企業が抱える人材育成の課題に向き合い、「学ばない個人」が持っているラーニングバイアスを取り除くことに挑戦してきました。
その中で得た知見や事例をお伝えすることで、皆さまが抱えている以下のような問いに対して一つの答えやヒントをご提供できると思います。
・なぜ、アソビ×マナビという学習のアプローチが効果的なのか
・具体的にどのように企業研修にアソビを取り入れられるのか
・社員の自律的な学びを促すための学習設計のポイントとは何なのか
さらに、社内で実施している今の人材育成に漠然とした課題感を持っている方にとっても、本講演が取り組むべき施策の方向性を発見する一助になれば幸いです。
社員教育や人材開発に関わっている方はぜひ参加ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当社は幅広い業界・規模の企業様とお取引があり、各社のありたい姿や求める人材の育成に向けて、日々お客様と伴走しながら学びを提供・ご支援しています。
現状、社員が主体となって学びを進めていく組織文化を創り出すことに苦慮している企業は、まだまだ多くあります。
そうした中で我々は、お客様にとって良い研修をご提供するだけでなく、企業の人材育成に向き合うコンサルタントとして、「はたらく人の学習観を変革する」という壮大なテーマに挑戦しています。
これまでの企業研修の当たり前を見直し、学びそのもののおもしろさを誰もが感じられる。そういった人材育成の未来に向けた第一歩として、本講演をお届けしたいと思います。
- 酒井 裕希氏(さかい ゆうき)
- パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 人材開発ラーニングデザイン部 マネジャー
- 業務コンサルタントとしてERP導入、経営管理プロセス刷新、コールセンター設計など手がけ、事業拡大に伴い事業部人事に就任。人事企画、労務管理、中途採用、新卒育成など経験した後人材育成ノウハウを活かしDX人材育成サービスを立ち上げ。現在は人材開発における新規サービス開発や、コンサルティング支援に従事する。

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