講演者インタビュー
両立思考を身につけて個人と組織の判断力を強化する
~AI活用とVUCA時代に求められる思考のあり方~

マキシマイザー株式会社 代表取締役
富沢 裕司氏
両立思考とは目的を達成するために、重要な二つの要素を両方とも活用していく考え方です。そのためには、二つの要素の順番や配分を工夫します。二つの要素に矛盾があるケースでも、あきらめずに両立を目指します。現代は「どう考えるか」よりも、「何を考えるか」が重要となる時代です。両立思考により「何を考えるか」を見落とさないよう、考え方の要点と両立すべき事例を多数の研修実績に基づき分かりやすくお伝えいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
社内を見ていて「もっと両立する方法を考えて欲しい」と感じている、研修企画の方に向けてお伝えします。「思考」と名の付く研修は数多くありますが、結局、考え方が偏ってしまう。これを研修でなんとかしたい、と考えている方のお役に立つ内容です。具体的には人材育成の研修企画において、社員に対して以下の課題をお持ちの方向けの講演です。
1)もう少しバランスよく考えて欲しい
2)どちらが正しいか、ではなく適切な調整をして欲しい
3)両方とも大事だ、という考え方を取り入れたい
4)社内の方針には大きな見落としがある
5)社内が内向きに偏っている
6)社内が外向きに偏っている
7)社内のコミュニケーションが一方的である
多くの企業で考え方の研修が行われていますが、一方で課題をお聞きすることも多くなっています。両立思考の研修により、上記の課題を解決する具体的なヒントやコツをお伝えいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
私はロジカル思考や問題解決力の分野で13年以上、研修講師の経験があります。研修をご提供しているお客さまは、各業界におけるリーディング企業です。この経験をふまえて、両立思考というテーマで研究を重ねました。結果として仕事の目的を達成するためには両立が重要であり、そのための順番やバランスが大切、という考えに至りました。現在、両立思考という研修を数多くの企業にご提供しています。
今回は研修を企画する方に向けて、両立思考の内容と研修の構成について詳しくご説明いたします。本講演では次の項目で、両立思考についてのヒントをお伝えいたします。
1)両立思考とは何か
→定義と狙い
→アウフヘーベン、中庸との関係性
2)両立思考の活用場面
→感情と論理、主観と客観、短期と長期など多数ご紹介
3)職場実践と定着を促す方法
→社内ワークショップの検討内容例
4)研修プログラムご紹介
→3時間、1日、2日版など
両立思考は日常の仕事で活用できます。例えば相手に納得してもらうためには、感情のYESと論理のYESの両方が必要だ、といったものです。
また、両立思考はリスキリングにも適した内容です。リスキリングとは、いまあるスキルを活かしつつ、新しいスキルを身につけるものと考えています。既存と新規の両立ともいえます。リスキリングの手法や方向性に関するヒントもお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
両立思考とは中途半端になる考え方ではありません。うまく使い分けて、より多くの成果を目指した成果志向の考え方です。成果を上げなければ、両立思考は意味がないのです。
両立思考の実践により、解決できる組織の課題はたくさんあります。管理職、係長、主任といったリーダー層が両立思考を活用していけば、社内にある見落としや摩擦の多くが解決に向かいます。また新人、若手、中堅といった現場においても、一方に偏らないバランスのとれた考え方を強化すれば、業務における悩みが軽減されます。
ぜひ、両立思考を導入するためのコツ、ノウハウを本講演からお持ち帰りください。そして会社への貢献度をさらに高めていただければ幸甚です。
- 富沢 裕司氏(とみざわ ゆうじ)
- マキシマイザー株式会社 代表取締役
- 両立思考の専門家として数多くの企業に研修をご提供中。経営戦略やロジカル思考の研修にも定評がある。三洋電機、経営共創基盤、マブチモーターを経てプレセナにて研修講師を務めた。三洋電機では半導体事業の欧州拠点長(ドイツ駐在)を務め、マブチモーターでは事業戦略の策定支援を行うなど実務での経験が豊富である。

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