講演者インタビュー
「DX人材育成の課題」から考える!
“自律的なDX推進組織”の実現に向けた最適な学び体験づくりとは
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 コンサルティング統括部 デジタル人材開発部 部長
平野 萌氏
DX推進やデジタル人材育成の取り組みが加速し一巡している企業も増えている一方で、成果につながらない・研修だけで終わってしまうといった課題も出ています。「成果につながる学び」はどのように設計すべきでしょうか。本講演では最新のデジタル人材育成トレンド調査結果を踏まえ、本当に成果につながる育成とは何か。さらに「最適な学び体験づくり」とはどのようなものかについてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
DXのための人材育成は、すでに取り組みを実施し一巡している企業も多くあります。もし以下のようなお悩みをお持ちでしたら、本講演が解決の糸口になると思います。
・デジタル人材育成に取り組んでいる方
・e-ラーニングを実施しているがなかなか学習が進まないとお悩みの方
・さまざまな施策に取り組んではいるが、効果を感じられないとお悩みの方
・研修実施後の効果測定に課題を感じている方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社が独自に実施した「デジタル人材育成のトレンド調査(仮)」(11月頃公開予定)の結果をもとに、企業が抱えている課題や取り組み状況について整理します。また、昨年度の調査結果と比較し、トレンドの移り変わりや傾向などをお話しします。
そして、結果を踏まえて、本当に成果に繋がる育成“実践学習”とは何かについて、必要な要素、学習設計と効果測定の方法などを解説し、「最適な学び体験づくり」についてお伝えします。
デジタル人材育成に関わっている方はぜひ参加ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当社は、企業によって多義にわたる“DX”を読み解き、各社・各部門の方針に沿ったデジタル人材育成の実現に向けて、日々、各社の試行錯誤に伴走しています。育成の取り組みが一巡している企業も多くありますが、「事業や業務をどう変えるか」を自ら考え実行する人材の育成には苦戦している企業も少なくありません。
インプットのみの研修やe-ラーニングだけでは、現場でDXを推進できる人材は育ちません。人材育成への向き合い方への変革が必要となる今、「最適な学び体験づくり」のヒントとなる講演になればと思います。
- 平野 萌氏(ひらの もえ)
- パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 コンサルティング統括部 デジタル人材開発部 部長
- 新卒でパーソルプロセス&テクノロジー株式会社に入社。コンサルタントとして多領域にわたる業務BPRに加え、基幹システム刷新など大規模プロジェクトも経験。その後、様々な企業のDX推進や生産性向上に寄与。現在はデジタル人材育成サービス「Work Switch +DIGITAL」の事業責任者を務める。
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