講演者インタビュー
社員の多様な想いを叶える自律的なキャリア形成
~EX向上施策として社内異動を活性化した事例を紹介~
株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 チーフエバンジェリスト兼人事総務本部 本部員
伊藤 直子氏
働き方改革を進め、2022年から「EXの向上」に舵を切った当社では、「自律的なキャリア形成」を一つの柱として、さまざまな施策を実践しています。価値観が多様化している現在、キャリアについての考え方も人それぞれ。本講演では、社内異動の施策・異動を果たした社員事例を紹介し、働きがいや自己成長、今後どう働いていきたいのかなど、「個々の想いを実現するにはどうすればよいのか」を、皆様と一緒に考えます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
働き方改革を進めるなかで、従業員エンゲージメントを高めるにはどうすればよいのか、また、EX向上につながる具体的な施策とはどういうものかを知りたいという方へ、当社の具体的な取り組み事例をご紹介します。当社でも試行錯誤しながら進めており、正解を提示できるわけではありませんが、具体的な推進施策を検討するうえで、少しでもヒントになれば幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
EX向上の取り組みのなかでも、今回は特に「自律的なキャリア形成」をテーマに取り上げます。働くことやキャリアに対する価値観が多様化する現在、昇格するだけがキャリアアップとは限りませんし、転職しなければキャリアの広がりを作れないとも限りません。当社では、社内での異動を活性化することにより、社員の自律的なキャリア形成を促進し、離職防止を図っています。実際に異動した社員の声も併せてご紹介しますので、社員の自律的なキャリア形成について考えるきっかけにしていただければと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
社員の自律的なキャリア形成について、具体的に考え、何らかの取り組みにつなげていただきたい、という思いでお話しします。聴講者の皆さまの会社でのキャリア形成に関する課題を意識しながら、聴かれるとよいかと思います。
- 伊藤 直子氏(いとう なおこ)
- 株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 チーフエバンジェリスト兼人事総務本部 本部員
- 1990年津田塾大学卒業。日立中部ソフトウェア(現 日立ソリューションズ)に入社。ソフトウェア製品開発、ネットワーク・セキュリティSEを経て、2004年管理職へ。2015年から働き方改革のプロジェクトに入り、自社の改革推進とともに、企業の働き方改革をITで支援する事業に携わっている。
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