講演者インタビュー
Z世代の入社意思決定を促す8つの情報探索動機
〜内定承諾率を高める採用コンテンツの作り方〜
株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
松村 恭行氏
Z世代は、従来の世代とは異なる情報収集や意思決定の傾向を持っています。そのため、Z世代を採用ターゲットとする企業は、彼らの価値観や情報探索動機を理解した上で、採用コンテンツを作成する必要があります。本講演では、「バタフライサーキット」というフレームワークを用いてZ世代が就職先を決定する際の情報探索動機を整理しながら内定承諾率を高めるための採用コンテンツの作り方をご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
情報量が膨大で、学生に自社を発見し興味を持ってもらうことが困難な時代。企業の採用充足率は年々下降傾向にあり、求人サイトのみでの採用活動は限界を迎えています。採用充足率を改善したいがどうすればよいかわからない、何から手を付ければよいかわからないという企業の役に立つ情報を紹介します。次のような課題をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
・学生や求職者に選ばれるコンテンツを作成したいが、方法がわからない
・採用コンテンツを作ってみたものの、自社の良さが伝わりきっていない、コンセプト設計ができていない
・Z世代の情報収集や意思決定の方法を知りたい
・SNSやWebマーケティングを用いた採用活動に興味がある、他社の採用成功事例を知りたい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
従来の求人情報を中心とした採用活動が限界を迎えている背景の一つとして、ユーザーの情報探索行動の変容が挙げられます。
Googleが2019年に調査したところ、ユーザーの情報探索行動は一本道ではなく、八の字を描くような行動に変容していることがわかっています。
特にデジタルネイティブと呼ばれるZ世代はその動きが顕著で、従来の世代とは異なる情報収集や意思決定の傾向を持っています。
Z世代をターゲットとした採用活動を成功させるには、彼らの価値観や情報探索動機を理解した上で、採用コンテンツを作成する必要があります。これからはZ世代に響くように戦略立てられたコンテンツを作成すること、さらに、そのコンテンツを採用ターゲットにしっかりと届けて、学生との接点を増やすことが重要です。
本講演では、Z世代の特徴や価値観、そして彼らが就職先を決定する際の情報探索動機についてバタフライサーキットというフレームワークを用いて解説します。また、戦略立てたコンテンツの作成方法や、企業の成功事例もあわせてわかりやすく解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「自社にとって必要な人材を計画通り採用する」を実直に、あたりまえに実現するために。
デジタルネイティブである現在の学生は、溢れかえる情報の中から「どのように働きたいか」「どのように生きたいか」を実現できる環境はどこかを模索し、自分らしさや能力を思う存分発揮できる会社との出会いを求めています。
内定承諾率を上げるには、学生に選ばれるようなコンテンツ作成、メディア展開により複数のタッチポイントを持つことが重要です。
皆さまが気になることや聞きたいことがありましたら、その場でお答えする講演にしたいと思っています。この講演で情報を得て、自社の採用活動に活かしていただければ幸いです。
- 松村 恭行氏(まつむら やすゆき)
- 株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
- 就職情報サイト運営会社にて大手・中堅企業の採用ブランディング支援やRPO設計、グローバル人材採用等に従事。戦略立案だけでなく伴走型で採用成功へと導く事が強み。2018年にHuman Resource Designを創業。採用メディアGoodStoryを運営し、企業の採用ブランディング構築支援を行う。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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