［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省
講演者インタビュー
Z世代をファンにする採用ブランドの考え方
～海外の最先端事例をもとに考える採用マーケティング～
株式会社TalentX 代表取締役社長 CEO
鈴木 貴史氏
日本の労働市場は転換期を迎え、長らく産業構造が変革されなかった日本も、採用にマーケティングの力を駆使して優秀な人材を獲得する時代に突入しています。かつては求人広告やマス広告で自社の採用ブランドを訴求していた企業は、自社の認知向上と興味喚起を促すマーケティング活動が必要となりました。本講演では本質的な採用ブランドの考え方から人材獲得メソッドまで、今求められる持続可能な人材獲得戦略をお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
本講演は、次のような方々におすすめです。
・今採用ターゲットに発信すべき企業情報を知り、自社の採用ブランドに対する考え方をアップデートしたい
・自社の従業員提供価値(EVP)の策定方法を学び、自社採用ホームページやメディアの改善点を理解したい
・採用ブランドの考え方からタレント獲得のメソッドを理解し、明日から採用マーケティング活動を開始したい
採用ターゲットが自社を認知するために必要な採用ブランドの考え方から、人材獲得につながる採用マーケティングメソッドまで、今求められる持続可能な人材獲得戦略をお話しします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
昨今、労働人口が減少する一方で、企業の採用ニーズは増加の一途をたどっています。有効求人倍率は上昇し続け、約8割の企業で中途採用が未充足となっています。
以前は採用候補者に対して各社のブランドイメージを伝えることができれば、人材を確保できた時代でした。終身雇用の崩壊や雇用の流動性の高まりなど、個人が企業を選ぶようになった昨今は、採用候補者が求める「この企業であなたが働く意味」を適切に提供しなければ人材を獲得することが難しくなっています。
今回の講演では、Z世代向けの採用ブランドの考え方、採用候補者への魅力付けとして重要な「EVP」とは何か、EVP設計のフレームワーク「WORCS」など、優秀人材獲得のために必要なメソッドや事例を紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
参加した皆さまが採用ブランドや採用マーケティングの観点から自社の採用施策を見直し、改善の議論ができるようなお話をしたいと思っています。参加をお待ちしております。
- 鈴木 貴史氏（すずき たかふみ）
- 株式会社TalentX 代表取締役社長 CEO
- 株式会社インテリジェンス（現パーソルキャリア）出身。IT領域の採用コンサルティングに従事した後、グループ歴代最年少にて1億円の社内資金調達のもとMyRefer（現TalentX）を創業。2018年、MBOを経てスピンオフ独立、株式会社MyRefer（現TalentX）の代表取締役社長に就任。
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