講演者インタビュー
学生が内定承諾をしない本当の理由とは
「本音と建前」から紐解く25卒の内定承諾率を上げる3つのポイント
株式会社アールナイン 事業戦略部営業企画チーム
三宅 悠平氏
多くの企業で内定率の向上施策が行われています。一方、学生が口にする内定辞退理由は人事に遠慮された内容のため、次の対策に繋げにくいのではないでしょうか。本講演では、当社が内定辞退した学生へ行った調査から、人事に明かす辞退理由と学生の本音の違いを紹介します。また、その違いを踏まえて学生の意思決定を促すストーリー設計の方法や、採用競合企業との差別化の仕方などのフォロー施策についても解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「なかなか学生が内定を承諾してくれない」「学生が内定辞退する理由がわからない」など、内定辞退に対して課題を感じている方は、ぜひご参加ください。
例えば、人事の方から聞く下記のような悩みは、いずれも解決できる課題です。
「毎年の内定辞退理由の傾向は同じだか、それが本音なのかわからない」
「毎年行き当たりばったりのフォローになっている」
「工数が足りず、そもそもフォローできていない」
本講演では、弊社が第三者として学生にヒアリングを行い、明らかになった「本当の辞退理由」を紹介し、最新の学生の傾向も踏まえたフォロー施策についてお話しします。
情報収集をされている方、課題を感じられている方のご参加をお待ちしております。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
24卒の内定式も終わり、そろそろ25卒採用を本格化させないといけないと感じている企業様も多いのではないでしょうか。今回お伝えするのは、24卒学生の生の声から弊社が分析した、内定辞退を防ぐポイントです。
最近は興味がない企業でも最終面接まで進み、とりあえず内定はもらう学生が増えており、内定の複数承諾が当たり前になっています。
採用担当者からは、「毎年母集団が多いので安心」との声も聞きますが、その認識は大きな落とし穴かもしれません。母集団が多くても、採用したいと思った学生に辞退されてしまっては意味がないからです。
では、どんな時に学生は内定を辞退しようと思うのでしょうか?
例としては、「面接官の態度に不満を感じた」「全選考で何度も同じことを質問されて、自分の情報が伝わっていないと感じた」「自分が知りたい情報を企業が共有してくれない」などがあります。
上記のことはしっかり対策しているので問題ないという方もいるかもしれません。実際には、学生の声が表に出ておらず、採用担当者が学生の不満に気づいていないだけだったという例もあります。その企業では、知らぬ間に学生の内定辞退を増やしていました。
そこで今回は、実際の「学生の本音」を基に、内定辞退を防ぐ手法をお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
学生は、皆さまの会社と他社を比較し、どこに魅力があるのか、またどこに問題がありそうなのかを常に探っています。つまり企業側は、自社の魅力を一方的に伝えるだけではなく、何がマイナスに映る可能性があるのかを客観的に把握し、内定承諾してもらえるフロー設計を考えなければいけません。
本講演では、事例を元に「内定辞退されないためのフロー設計」「Z世代の若者たちの傾向」「内定辞退者への調査からわかった学生の本音」などをお話しします。
ご参加をお待ちしております。
- 三宅 悠平氏(みやけ ゆうへい)
- 株式会社アールナイン 事業戦略部営業企画チーム
- 大学卒業後、投資用不動産会社に就職し、数千万円クラスの高額物件を担当する営業職に従事。テレアポが禁止されている中、お客様との信頼関係を0から構築し、わずか6か月で500以上のリードを獲得。社内1位のリード獲得を達成。現在は、新卒・中途採用や採用顧客向けセミナーの企画・運営に携わる。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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