講演者インタビュー
360度フィードバックで解決する納得感のある人事評価制度運用
株式会社シーベース 代表取締役
深井 幹雄氏
現在、多くの企業で人事評価での悩みの声が上がっています。例えば、「昇進昇格の妥当性」「リモートワーク導入後の評価の納得感」「自社コンピテンシーやバリューの評価」「次世代リーダーの選抜」など、重要なものがあがります。これらのテーマにおいては、360度フィードバックの活用が非常に効果的です。本講演では、人事評価において360度フィードバックがいかに活用できるのか、さまざまな企業事例を交えて紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
VUCA時代において市場環境の変化はより一層早くなり、多様化する顧客志向に合わせて求められる経営力、それを支える人事戦略はより重要度を増しています。
このような環境下、納得感ある人事評価制度の運用は、従業員のモチベーションや成長を支援し組織のパフォーマンスを向上させるために不可欠です。透明性と公正性を重視し、従業員の意見を取り入れたフィードバックの収集と分析を通じて、個人の強みと成長ポテンシャルを最大限に引き出す制度を運用することが重要です。
本講演では、360度フィードバックを通じた、より妥当性・納得感のある人事評価制度の運用方法を解説します。フィードバック収集方法からデータ活用方法について具体的な事例紹介を通じて、納得感ある人事評価制度が個人と組織の成長をいかに促進するかをお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
360度フィードバックの活用においては、何を対象・目的とするかの設定とこれらの段階的発展が重要となります。360度フィードバックを通じて集められた「協働する仲間からの声」を人事評価の材料として活かすには、いきなり評価結果として採用するのではなく段階的に活用範囲を大きくしていく方法が適切です。
シーベースでは、導入初期から定着するまでの各段階での効果的な活用事例を具体的にご紹介してまいります。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人事評価制度に妥当性・納得感をもたらす改定を検討中の経営者様・人事担当者様にご参加いただければ幸いです。個々の成長を最大限に引き出し、組織の成果向上と従業員の満足度向上に貢献する人事評価制度を皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
- 深井 幹雄氏(ふかい よしお)
- 株式会社シーベース 代表取締役
- 1995年エン・ジャパン入社。執行役員として新卒サイト、派遣サイト、エージェントサイトの事業部長を経験。2017年シーベースの代表取締役に就任。年間100社を超える企業を訪問し、組織開発、人材開発の課題解決をサポートする。
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