人と組織について体系的に学ぶイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」 
	2023年11月14(火)・15日(水)・16日(木)・17(金)・21(火)・22日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」トップ 講演者インタビュー 大隅 聖子氏(株式会社チェンジウェーブ 取締役/株式会社リクシス 代表取締役副社長 COO)インタビュー

明治の事例から学ぶ、女性のリーダー育成と登用
「アンコンシャス・バイアス」を前進の糸口に

大隅 聖子氏 photo

株式会社チェンジウェーブ 取締役/株式会社リクシス 代表取締役副社長 COO

大隅 聖子氏

大企業の女性活躍推進は、複合的な課題を地道に解いていく必要があり、体形的に取り組まなければなりません。その中でも「アンコンシャス・バイアス」は、評価・登用、リーダー育成など、あらゆる施策に潜んでおり、前進させる上で最初の糸口となります。本講演では、長年にわたるD&I推進の経験を活かし、明治で女性管理職育成の仕掛け作りやKPI設定などに手腕を発揮されている、山口様に具体的施策とその要諦を伺います。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

すでに女性幹部育成・登用には多くの企業が取り組んでいると思います。しかし、女性活躍を含むダイバーシティ推進には幾つかのフェーズがあり、自社の状況・風土・ゴールにあわせた施策を積み重ねていくことが必要になります。

管理職層から役員まで、複数の階層にわたって育成・登用するうえで体系的な施策をどう講じるのか。事業成長につながるよう、社内で納得感を得ながら進めていくにはどうしたらよいのか。全体のデザインを描く中で、土台になる考え方は何なのか。こうした疑問に具体的にお答えできる内容をお届けしたいと考えております。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

「上場企業の役員に占める女性の割合を2030年までに30%以上にすることを目指す」という政府の骨太の方針に加え、昨今の資本市場の動きが、女性活躍推進を今まで以上に後押ししています。しかしながら、大企業で女性登用を進めることの難しさに直面している人事担当者や経営者が大勢いるのも事実です。

今回ご講演いただく山口様は、これまで複数の大企業で女性活躍推進を実施し、多大な功績を残されています。まずは過去に山口様が実施されてきた女性活躍推進の施策について、全体設計・KPI・手順・アンコンシャス・バイアスへの取り組みなど、具体的なお話をお伺いします。

また、大組織を動かすためにどのようなことを心掛けてこられたのか、企業側の抱える課題などにも触れながら、その成功の秘訣をお聞かせいただきます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

ダイバーシティ推進は、今や企業にとって避けて通れない重要課題になりました。推進者である皆さまは、大変重要なミッションを担われていると思います。

当社はこれまで500社を超える企業に伴走してきましたが、制度や教育システムだけでは達成できず、長期にわたる根気強い施策が必要であることを実感しております。

特に女性活躍推進の面では、本人に対する取り組みだけでなく、階層によって違う意識に働きかけること、また、バイアスが影響するコミュニケーションや機会提供、ジョブアサインメントに変化を促すことなど、体形的、複合的な取り組みが必須です。

より具体的で本質的なヒントをお伝えできるよう準備しますので、ぜひご参加ください。

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講演者プロフィール
大隅 聖子氏(おおすみ せいこ)
株式会社チェンジウェーブ 取締役/株式会社リクシス 代表取締役副社長 COO
大学卒業後、㈱リクルート入社。17年間営業組織を率いた後、2006年㈱ローソン入社。開発統括本部・オーナー開発部長、フランチャイズシステム構築責任者を経て、理事執行役員就任。女性活躍推進を牽引した後、2015年㈱永谷園健康食品事業部長就任。同年、チェンジウェーブ参画・顧問就任。2020年取締役就任。

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