人と組織について体系的に学ぶイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」 
	2023年11月14(火)・15日(水)・16日(木)・17(金)・21(火)・22日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」トップ 講演者インタビュー 永井 潤氏(株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 組織ソリューション2部 部長 シニアコンサルタント)インタビュー

238社の顧客データから見る、健康経営
~社内連携や浸透、今後の推進のポイントを解説~

永井 潤氏 photo

株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 組織ソリューション2部 部長 シニアコンサルタント

永井 潤氏

年々高まる健康経営、人的資本経営への熱を背景に、健康経営優良法人認定制度への申請企業数は増加傾向にあります。調査票で問われる領域も拡大しており、さまざまな社内部門との連携が必要になる一方、「社内の理解・支援が得られない」という相談も増えています。本講演では、当社顧客企業のうち238社のデータから得られた、健康経営度調査の取り組み状況との分析結果のご紹介や今後の健康経営推進ポイントをお伝えします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

健康経営を推進しているまたはこれから推進していきたい責任者様や担当者様を対象に、特に「健康経営を進めたいが社内の協力が十分に得られていない」、あるいは「健康管理の文脈でとらえられがち」といった課題をお持ちの企業の方にご参加いただきたいと考えています。

「健康経営」という言葉は浸透し、多くの企業がなんらかの健康経営施策に取り組まれていると思います。一方でよく聞かれるのは「社内の理解が得られない」「若年層を中心に関心が低い」といったお悩みです。なんとなく健康経営を始めてみたけれどなかなか成果に結びつかない、これまでの健康管理との違いが見出しにくい、社内の理解・支援を受けにくいといったお悩みを持つ企業の方々に気づきを与えられるきっかけとなれば幸いです。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

当社の顧客企業最大238社のユーザーデータから得た、健康認定制度有無による比較により得られた示唆をご紹介します。

分析には課題が残るものの、「健康経営を推進している企業ほど、主体的に仕事に取り組む従業員が多い」といった傾向も見られています。これは人的資本の情報開示にも通じるものであり、ポジティブな数字を対外的に開示することができれば投資家からの評価が高まり、さらに良い循環が生まれるものと考えています。

また、サステナビリティ経営や人的資本経営の文脈でも健康経営が重要な取り組みとして取り上げられている企業は増えています。本講演では、健康経営と人的資本経営を上手く連動させる視点での推進ポイントにも触れていきます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

企業の皆様が一生懸命考えながら取り組んでいる健康経営施策が、さらに意味のあるものになるように、少しでも良いヒントをお伝えできればと考えています。

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講演者プロフィール
永井 潤氏(ながい じゅん)
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 組織ソリューション2部 部長 シニアコンサルタント
早稲田大学卒業後、大手素材メーカー、大手自動車部品メーカーの人事領域全般を経験。当社に入社後は、健康経営の体制構築​や、ストレスチェック・エンゲージメントサーベイを起点とした組織改善コンサルティング​に携わる。健康経営エキスパートアドバイザー 日本健康マスター・普及認定講師 第1種衛生管理者​。

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