人と組織について体系的に学ぶイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」 
	2023年11月14(火)・15日(水)・16日(木)・17(金)・21(火)・22日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2023-秋-」トップ 講演者インタビュー 奥野 幸治氏(ラーニング・マスターズ株式会社 執行役員 戦略推進部 パフォーマンスコンサルタント)インタビュー

研修での学びを現場で活かすための3ステップ
ゴールから逆算して考える研修設計とファシリテーション

奥野 幸治氏 photo

ラーニング・マスターズ株式会社 執行役員 戦略推進部 パフォーマンスコンサルタント

奥野 幸治氏

研修のゴール設定は適切でしょうか?「現場で活かす」という目標を達成するには、明確なゴールの設定や、ゴールから逆算し受講者の学びを最大化する研修設計が必要です。また、従業員に主体的に考えてもらうために、ファシリテーション時のマインドセットや「考えを引き出す技術」の活用で、研修の理解度は大幅にアップします。本講演では、学びを現場で根付かせる研修設計と、ファシリテーションのポイントをご紹介します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

研修実施後、以下のように感じたことはありませんか?

・社内研修で伝えたいことが、受講者に「自分ごと」として伝わっていないようだ
・知識や技術など専門分野の教育に関し、今ひとつ受講者に響いていない
・研修での反応が薄く、学んだことが現場で活かされていない

人事教育担当の方、部門教育担当の方、そして社内講師に向けて、学習効果を最大化するための研修設計のポイントと、ファシリテーション技術についてご紹介します。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

当社は「人はいかに学ぶか」を探求して35年、日本の企業教育が「訓練」と言われていた時代に「ラーニング」の概念を取り入れ、多くの企業で研修の品質向上のお手伝いをしてきました。

人の学びを科学すると、そこには学習者が「自分ごととして捉える」ための理由があります。学習者が、自ら試したくなるような仕組みを逆算して学習設計に取り入れる必要があるのです。

企業内での教育は、単に知識を習得するだけではなく、それを実務に活用し、さらにその行動が定着化して初めて成り立ちます。

社員の意識を変え、行動を変え、組織文化を変えていくためには、研修設計だけでなく、環境を整える必要もあります。今回はそのスタート時点である「研修」に焦点を当て、逆算の設計に必要なポイントを三つに絞ってご紹介します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

経営リソース「ヒト」「モノ」「カネ」(情報はヒトにつくと考えます)の中で、唯一可変で無限の可能性秘める「ヒト」を輝かせるための人材育成。私どもはこの領域でお手伝いすることに、心からの喜びを感じています。

それと同時に、企業内教育に携わる皆さんは、様々な方面から無理難題を突きつけられ、悩ましい日々を送ることも多いと感じています。そのような皆さんの悩みを少しでも解消できるよう、本テーマに関するご意見も頂きつつ、役立つヒントを提供したいと思っています。

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講演者プロフィール
奥野 幸治氏(おくの こうじ)
ラーニング・マスターズ株式会社 執行役員 戦略推進部 パフォーマンスコンサルタント
組織開発・人財育成コンサルタント歴30年。金融機関をはじめ、医薬業界、IT業界などのさまざまな業界で、営業教育、マネジメント教育、キャリアデザインなど、お客さま視点に立ったコンサルティングを行う。ここ数年は、インストラクター育成にも特に力を注ぐ。レジリエンスやポジティブ心理学に造詣が深い。

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