講演者インタビュー
もう成果がでない研修はやめよう!
~三日坊主で終わらせない。従業員の行動を変える仕組み作り〜
株式会社デルタスタジオ
渡慶次 道俊氏
研修を受けても受講者の行動が変わらず、成果に繋がらないという悩みを持つ企業は多いのではないでしょうか。重要なことは、受講して終わりではなく、学んだことを日々実践させ、研修前後の変化を可視化する仕組みを作ることです。本講演は、研修の学びを三日坊主で終わらせず、行動変容につなげるコツをリーダー育成や企業風土変革などの事例を交えてご紹介します。成果に繋がる研修設計の参考になれば幸いです。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「研修を実施したものの効果が出ているかわからない」「研修の学びが実践につながらない」といった課題をお持ちの人材育成・研修担当者に向けた講演です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社は16年間、さまざまな企業と人材育成の仕事をしてきました。
残念ながら、受講者は研修でわかったつもりになって満足、人事部は研修を行うこと自体が目的となり効果測定は二の次、そんな状況を数多く見てきました。
「結果にコミットする」がキャッチコピーのダイエットプログラムが話題となりましたが、重要なポイントはダイエットの方法を学ぶだけでなく、しっかりと変化を測定し、日々実践を後押しする仕組みがあることです。
人材育成も同様に、やり方を学んで終わりでは成果は出ません。体重を測るように360度サーベイで変化を測定し、ダイエットのトレーナーのように、実践を後押しするためのコーチングが大事です。
これまで当社が実施してきた次期社長候補・課長候補向けの「変わるリーダーシップ」プログラムでは、92%の方が「リーダーが変わった!」と回答。そして、企業変革のための全社員3万人向け「変わる会議」プログラムでは、77%の方が「チームの会議が変わった!」と回答するなど、非常に高い成果が出ています。
本講演では、成果の出る研修を行うために意識すべきポイントを、具体例も交えてご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
現代の変化の激しいビジネスを生き抜いていくためには、従業員も変化していく必要があります。
今後の人材育成・研修設計の参考になれば幸いです。
- 渡慶次 道俊氏(とけいじ みちとし)
- 株式会社デルタスタジオ
- 東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒業後、ゴールドマン・サックス証券投資銀行部門に入社。主に製薬・半導体業界のM&Aアドバイザリー業務に従事。同社を退職後、デルタスタジオに参画。次世代リーダーから経営陣までリーダーシッププログラムの設計・開発に従事。
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