講演者インタビュー
60年ぶりに経営基本方針を改訂したパナソニックに学ぶ
変化の時代の経営リーダー育成とは
株式会社レアリゼ 代表取締役/NPO日本サーバントリーダーシップ協会 理事長/ASBS代表
真田 茂人氏
パナソニックグループでは、60年ぶりに「経営基本方針」を改訂しました。グループのグランドルールの再設定によって、幹部人材像や次世代リーダー幹部開発育成など、思い切って変化させていっています。本講演では、組織・人材開発センターの森本センター長をお招きし、変化の時代の経営リーダー育成について一緒に考えていきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、
「変化の激しい時代に活躍できる経営リーダー・幹部候補を育成したい」
「組織の力を引き出せる経営リーダー・幹部候補を育成したい」
「そんな経営リーダー・幹部候補を育成するための具体的な手法を知りたい」
「完璧で強い君臨型リーダーではなく、社員一人一人の力を引き出し、組織力を最大化できるリーダーを育成したい」
という方々には非常に参考になると思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
パナソニックグループは60年ぶりに改定した「経営基本方針」で、新たにあるべき経営リーダー像を設定しました。以前は「とびぬけた能力を持つ強いリーダー」を目指していましたが、環境や価値観の変化により、目指すリーダー像を「組織の力を引き出すリーダー」へと大きく方向転換しています。
他の多くの日本企業もこれまでは「強いリーダー、完璧なリーダー」を理想としていたのではないでしょうか。しかしその理想像は時代に適合しておらず、問題が生じるようになっているのです。
パナソニックグループは、方針転換を受けて、幹部リーダー開発育成の考え方や研修内容を思い切って変革しています。今回は、変革の当事者であり、強い想いを持っているパナソニックグループの組織・人材開発センターの森本センター長から、新しい経営リーダー育成手法、その背景、ねらいをお話しいただきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演は、「組織の未来の舵取りを担う経営リーダー育成」に課題を持っている方々にとって必見の機会です。会社の事業体制や基本方針を変えて、組織変革を進めるパナソニックグループが、経営リーダー像や育成方法を大きく変えたストーリーやプロセスは、多くの企業へ多大な示唆を与えてくれることでしょう。変化の時代に必要なリーダーシップの本質を一緒に考える貴重な機会になりますので、是非ご参加ください。
このような変化の時代の中で、どのように経営リーダー育成を進めてきたのかについて、当事者の森本センター長をお招きして、背景や育成方法について迫ります。
また、大組織を動かそうと奮闘するチェンジリーダーとしての森本センター長の思考や行動を知ることも、きっと皆さまの参考となるでしょう。
- 真田 茂人氏(さなだ しげと)
- 株式会社レアリゼ 代表取締役/NPO日本サーバントリーダーシップ協会 理事長/ASBS代表
- 株式会社リクルート、外資系金融会社、人材サービス会社設立を経て、株式会社レアリゼを設立。個人の意識変革を起点とした組織開発を強みとし、多数の研修・講演等の実績を持つ。サーバントリーダーシップを日本に導入し普及してきた。また、リベラルアーツを中心とした次世代経営者育成のビジネススクールASBSを設立。
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