講演者インタビュー
エンゲージメントの戦略的活用によるDE&I推進
経営層と社員を繋ぐ「4領域の共感ストーリー」とは
リ・カレント株式会社 代表取締役社長
石橋 真氏
DE&I推進をはじめとする人的資本経営の土台を担うのが、エンゲージメント向上により「社員の組織に対する共感」を増やすことです。本講演は、「経営/上司/職場/職務」の4領域で社員の共感度を高めるストーリーをつくり、DE&I推進・浸透の土壌を培うエンゲージメント向上施策を紹介します。DE&I推進が制度策定止まりで職場に浸透していない、自社の風土変革に行き詰まっているという方への参考となれば幸いです。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「エンゲージメント診断を実施したが、現状の把握にしか活用できていない」
「診断によって問題の所在は明らかになったが、具体的な改善・改革にはまだ着手していない」
こうしたご相談を、当社では多数伺っています。人的資本経営を推進するにあたり、社員エンゲージメントの向上は、組織の文化・仕組みやダイバーシティ実現度まで、さまざまな要素が複合的に関係する課題です。
今回の講演は、社員のエンゲージメントを高めるための具体的方策にお悩みの経営層・人事部門の担当者の方の実践アイディアに富んだ内容となっています。
「診断で明らかになったエンゲージメント課題に対する解決策のヒントを得たい」「今後、経営戦略/人事戦略として人的資本経営を推進するにあたり、全社でエンゲージメント向上に取り組みたい」とお考えの方はぜひご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「仕組みや制度を整え、社員の意識・組織文化にも何かしら取り組みはしているのに自組織の改善を感じない」とお悩みの企業の多くが見落としがちなことはなんでしょうか。それは、エンゲージメントのカギを握るのは「社員の組織・職務に対する共感度」であるという点です。
ハード面/ソフト面の改善がいくら進んだとしても、そこで働く社員自身の共感を得られなければ施策は上滑りしてしまいます。
講演では、経営・人事と社員が、企業ミッションの実現に向けて相互共感を培うストーリー創りを、経営/上司/職場/職務の四つの領域から具体例を交えてご紹介します。
せっかく実施したエンゲージメント診断結果をただ現状把握に用いるだけではなく、そこから組織課題を抽出して戦略的な改善・改革のステージに移っていくために、経営・人事に求められるのは何なのか。
講演にて詳しく解説してまいります。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人的資本経営を目指し、各社さまざまな取り組みを推進しているかと思います。
中でも社員エンゲージメントの向上は、企業のダイバーシティ受容が進につれて複雑化しやすく、頭を悩ませる経営・人事の担当者も多いことでしょう。
本講演にご参加いただき、「共感」という新たな切り口でエンゲージメント向上施策を進めるヒントを、ぜひお持ち帰りください。
- 石橋 真氏(いしばし まこと)
- リ・カレント株式会社 代表取締役社長
- 株式会社リクルート時代、そして二度の起業経験の中でのどん底経験とそこからの這い上がり経験を持つ。コロナ禍による研修業界業績悪化の中、「働くことを心から楽しむ"働楽社会"の実現」のミッションのもと社員を鼓舞し、経常利益200%アップを達成。全社一丸となっての完全V字回復を果たす。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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