講演者インタビュー
ハラスメント・コンプライアンスの最大リスクは『人の特性』
-「パーソナル面」を理論やデータから学ぶ-
株式会社マネジメントベース 代表取締役
本田 宏文氏
ハラスメント・コンプライアンスリスクに対する世間の目が厳しくなる中、企業は各種統制や環境面から発生を防ごうと対処している状況にありますが、最終的に問題を引き起こす原因の多くは『人』にあります。本講演では、各種理論やデータに基づき、リスクと人についてパーソナルな面にフォーカスをあててお話しします。どのような人材・環境がリスクをはらんでいるのか、またその対処法について、基本的な考え方をご説明します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
パワハラ・セクハラなどハラスメントの発生や、社内における不正・不祥事といったコンプライアンスリスクの発生に問題意識を感じている方や、マネジメント層を対象にしています。リスク発生の背景や人的側面に焦点を当てて有効な対策が打てるのではないかと感じている方と、一緒に考えていける講演にしたいと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ハラスメントに関しては、当社で実施した1万人の社会人アンケート結果などをもとに、ハラスメント発生の背景やメカニズムに関する考察を紹介します。コンプライアンスリスクに関しては、基礎知識を中心に紹介していきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
リスクマネジメントの第一歩は、相手を知ることだと考えます。各種ハラスメントやコンプライアンスリスクはどうして発生するのか、特に人的側面に焦点を当てて、有効な対策を探っていきます。
- 本田 宏文氏(ほんだ ひろふみ)
- 株式会社マネジメントベース 代表取締役
- 慶應義塾大学修士課程修了後、(株)野村総合研究所にて15年間、人材と組織に関する診断・コンサルティングに従事。その後、人材と組織のアセスメントを専門とする(株)マネジメントベースを設立。2009年には日本初、新型うつへ対応した適性検査をリリースするなど企業ニーズに応じた各種アセスメントを開発・提供。
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