講演者インタビュー
キャリア自律&パーパス浸透の両軸を叶える
「パーソナル・ブランディング」の進め方
アンドア株式会社 代表取締役社長
堀井 悠氏
キャリア自律を推進する際、社員にキャリアイメージの具体化を求めつつも、その形成支援は現場の自己努力に依存してしまうことで、実効性に課題があります。そこで本講演では元広告代理店の講師から、「ブランディング」の発想をキャリア自律とパーパス浸透に活用する「パーソナル・ブランディング」について紹介します。社員がキャリアとパーパスを自分の言葉で具体化して、自ら現場での行動変容を起こすヒントをお届けします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「人的資本」や「エンゲージメント」の重要性が高まっている現代。キャリア形成においても、従業員個々人による方向性の具体化が求められています。今回の講演では、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を促し、組織にとってもその取り組みがパーパス浸透・エンゲージメント向上につながる新しい視点をお伝えいたします。
▼このような課題感をお持ちの方におすすめの講演です▼
・これまでのキャリア研修では自社の問題が解決されないと感じる
・自社のインナーブランディングと人材組織開発を同時に進めたい
・キャリア自律を進めるために社内風土変革も同時に行う必要性を感じる
・答えがない未知のテーマへの対応力を上げる施策を実施したい
・「エンゲージメント」「キャリア自律」「パーパス浸透」をテーマに人材組織開発を実施したい
抽象的な発散や現場での自己努力に依存するといったキャリア形成支援の「実効性」への課題を克服する「パーソナル・ブランディング」の視点をご紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
これまで当社は、「あきらめを、きっかけに」というパーパスの基、社員の本音を引き出す問いの技術を強みに、一人ひとりの想いと強みを発揮できる人材組織開発を行ってきました。
パーパス浸透施策を通して、社員一人ひとりのパーパスを築く支援をする中で、多くの企業に共通する課題が見えてきました。それは、パーパスやキャリアを考える研修が、「抽象的な発散」で終わってしまい、現場での実効性が薄くなっていることです。
一方で、パーパス浸透とキャリア自律がうまく進んでいる企業では、日頃のコミュニケーションの中に「相手の価値と仕事の価値を言語化する」という様子が見られます。社員が組織と個人のブランドをお互いに尊重し、アイデアを出し合っています。
私たちはブランディングの発想をキャリアに応用することによって、自律的なキャリア形成とパーパス浸透を推し進め、日頃のコミュニケーションにまで浸透させる方法を生み出しました。
今回の講演では、元広告代理店で広告戦略立案や人事部門として戦略立案に携わった講師と共に、社員一人ひとりのブランディングによって、キャリア自律とパーパス浸透を叶える具体的な施策について紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
パーパスを基に自律的な活動を生み出すヒントは、「ブランディング」にあります。会社がパーパスを浸透させることが、社員のエンゲージメント向上につながり、よりよい個人と会社の関係を構築できるようにお話しします。本講演から、自律的なキャリア形成を「パーソナル・ブランディング」という視点で取り組むための具体的なヒントをお持ち帰りください。
- 堀井 悠氏(ほりい ひさし)
- アンドア株式会社 代表取締役社長
- スターバックス、学習塾、リクルートを経歴し、大手・ベンチャーのカルチャーを経験。人材組織開発コンサルティング企業で、自動車メーカー、食品会社、スタートアップ事業で企画、開発、講師を経験。独自の理論「腹割り対話でつくる組織変革」を提唱。モットーは「あした、また、がんばろう」と思えるチームを増やすこと。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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