講演者インタビュー
「スキル習得→行動変容→職場での成果」に繋げる
受講前から取り組みたい研修設計の3つのコツ
IDEA DEVELOPMENT株式会社 代表取締役
ジェイソン ダーキー氏
社員が研修を受講したが、成果に繋がっていないという悩みをよく耳にします。研修効果を高めるためには、その内容だけでなく、成果につながる研修目的を設定するなど、事前の「研修設計」が重要です。本講演では、スキル習得から行動変容、職場での成果を実現させた成功事例を基に研修設計のポイントをお伝えいたします。また、職場での成果を定着させるために必要な定着フォローのコツもご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
以前にも増して、研修の効果を出すことへの期待値が高まっています。
受講対象者が研修内容を「わかる」だけでは、研修の効果は出ません。学んだことが「できる」「職場で使える」「ビジネス成果を出せる」ところまでレベルを高める必要があります。
この講演では、下記の3つの観点から、研修効果を高めるテクニックをお伝えします。
・研修設計(どのように研修を企画すればいいか)
・ラーニングジャーニー(どのような流れを設計すればよいのか)
・定着フォロー(研修前後でどのようなフォローをすればいいか)
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社が数千人の受講者と向き合った経験から導き出した、実践的なコツがわかります。
1. 研修設計のコツ:
・成果につながる研修目的をどう設定するか?
・講義と演習の最適なバランスとは?
・リモート研修では受講者の集中力をどう高めるのか?
2. ラーニングジャーニーのコツ:
・やりっぱなし研修がなぜ成果につながらないか?
・行動変容と職場実施にどうつなげるか?
・「ブレンドラーニング」で研修成果をどう高めるか?
3. 定着フォローのコツ:
・学んだ内容を定着させる、職場で活かさせるためにどうすればいいか?
・知識系、スキル系、マインド系の研修それぞれの定着フォローで気を付けることは何か?
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
研修の本当の目的は、高い受講者満足度を出すことではありません。受講者が職場や現場で行動変容することと、ビジネス成果を出すことです。
しかし、人事の皆さまが研修受講から職場活用、成果がどう関係しているかというメカニズムについて勉強する機会がないのが現状です。本講演はそのエッセンスを勉強する貴重な機会です。ぜひ講演で会いましょう!
- ジェイソン ダーキー氏(ジェイソン ダーキー)
- IDEA DEVELOPMENT株式会社 代表取締役
- 1972年米国シアトル生まれ。1992年に来日し上智大学卒業。在学中より研修企画会社に勤務。2003年 企業向け教育研修会社 IDEA DEVELOPMENTを設立。代表取締役に就任。能力開発のコンサルタント・インストラクターとして上場企業および外資系企業などに対して人材育成サービスを提供する。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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