［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省

――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

近年市場の環境が目まぐるしく変化し、その変化に対応するために自社のビジネス、つまりサービスやビジネスモデルのトランスフォーメーションが求められています。本講演は、組織の経営課題や方向性を理解し自分ごとにしながら、トランスフォーメーションに「主体的」「効率的」に取り組む社員を増やしたいと考えている“変革リーダー”や“人事ご担当者”の皆さまにおすすめです。

また、その中でも大規模な変革であるDXプロジェクト推進に際して、単なるシステムやデータといったプラットフォームの整備のみならず、扱う人も含めた変革を通じて、本質的な成功に到達することを目指している方もぜひご参加ください。

上記のような方々のプロジェクト推進の一助となる情報として、当社事例をご紹介できれば幸いです。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

大規模基幹系システムを導入しDXプロジェクトを推進する際には、「なぜ、このプロジェクトをやるのか」「なぜ変わる必要があるのか」「変わらなければ、何が起こってしまうのか」「なぜ今なのか」など、“WHY（なぜ？）”を説明する必要があります。その上で、“What（なに？）”“How（どうやって操作するのか）”などを共有し、意識改革を進めることが重要です。

荏原製作所では大規模ERP導入プロジェクトにおいて、グローバルを含めたチェンジマネジメントを実施しています。本プロジェクトは、社長の浅見正男、日経クロステックCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2023の大賞を受賞した小和瀬浩之のもと進められているものの一つです。

プロジェクトは変革の成功のみならず、それを通じた意識改革を目指し、社員のみならずリーダーも含め、変革へ挑む姿勢としての意識改革を目指しました。

変革成功の貢献要因 Top7や、経営の意思・判断を社員に伝えるために実践したこと、会社のビジョンを社員のベネフィットに言語化した過程についてご紹介いたします。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

荏原製作所では、経営・業務・IT 部門が一体となって変革のためにチェンジマネジメントを活用したプロジェクトを推進しています。本講演では社内における巨大プロジェクトの一つ、ERP導入プロジェクトを中心に、グローバル各社を巻き込んだチェンジマネジメントチームの発足から、社員の意識変革を経て、変革を実施した施策を中心にお話しいたします。

同様の悩みに直面する皆さまに、一つでも多くのヒントをお届けできる講演になればと思いますので、ご参加をお待ちしております。

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