講演者インタビュー
採用マーケティング3.0~これからの採用は認知度から信頼度へ。シナリオとコンテンツで採用成功を描く~
株式会社カケハシ スカイソリューションズ HR事業部 事業部長
謝 新也氏
採用成果が落ちている原因は、売り手市場で人が集まらないからではありません。真因は自社にマッチした『採用成功曲線』を描けていないことです。候補者と信頼関係を構築するシナリオ、コンテンツ力で企業の魅力を上げる場の設計、内定承諾率を高める採用マーケティングへのシフトチェンジなど、採用成功の要諦があります。本講演では採用マーケティングの変遷をご紹介し、現代の「採用マーケティング3.0」の勘所を解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「売り手市場で人が集まらない。採用成果が落ちている」とお悩みになっている経営者や採用担当の方向けの講演です。
コロナ禍が明けて採用を積極的におこなう企業が増え、求人倍率が高まっているのは事実です。しかし市場という外的要因を言い訳にしていては、光は見えません。逆に、採用成果が低迷している真の原因を、「市場の変化に自社がうまく対応できていないから」と考えることで、対策が見えてきます。
接触数を増やすことを目的にした底引き網マーケティングの時代は終わりました。また、採用手法の多様化に対応し、メディアを使いこなすことで採用成果が出せる時代も終わりました。採用マーケティングは過渡期にあります。私たちはこれからの時代に取るべき戦略を、採用マーケティング3.0と名付けました。
本講演では採用支援歴18年になる私の経験も交えて、採用マーケティングの変遷と、現在の採用活動における勘所を具体的に解説します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
時代や市場の変化とともに、取るべき採用戦略も変わります。本講演では「なぜ今、貴社の採用がうまくいかないのか」を直感的にご理解いただけるように、市場や価値観の変化と、それにあわせて変わってきた採用マーケティング戦略の変遷についてお話しします。
・採用マーケティング1.0
集客数が最重要KPIとして、確率論で採用していく底引き網型のマーケティングの時代。
・採用マーケティング2.0
SNSやスカウトサービス等、メディアの多様化への対応が必要とされる時代。
・採用マーケティング3.0
コロナ禍を経て、オンラインの活用が当たり前となった反面、求職者との関係値が希薄化しやすい時代。ネット上の情報が充実し、企業の透明性が高まったことで、知名度より信頼度を重視される時代。
それぞれの時代で求められる戦略を解説した上で、まさに今何が求められているのか、何を変えなければならないのかをクリアにします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私は新卒採用に携わって18年になりますが、今回の講演は、長い間にわたって採用の市場を見てきたからこそお話しできる内容だと自負しています。
時代が変わるたびに、うまく対応できた会社と対応できずに苦しんだ会社が二分化します。そして今は間違いなく、時代の変換点です。
ご視聴いただく皆さまには、今後の貴社の採用戦略を立てる際の参考として、当講演をご活用いただければと思います。
- 謝 新也氏(しゃ しんや)
- 株式会社カケハシ スカイソリューションズ HR事業部 事業部長
- 2005年に採用コンサルティング会社へ入社してから採用支援歴は18年。カケハシ スカイソリューションズには創業時から参画。西日本事業部の責任者を経て、現在はHR事業部の事業部長として営業を統括。大学での講演、大阪府工業協会主催の採用講座での講師、採用・教育など様々なテーマでの講演実績多数あり。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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