講演者インタビュー
人事部長にしかできない採用の仕事とは?
~採用担当者が内定辞退に苦しむその時に
株式会社人的資産研究所 代表取締役(セプテーニグループ)
進藤 竜也氏
生産年齢人口の減少に伴い、新卒採用のエントリー数が年々減少している中、従来の「たくさん集めて選ぶ」採用方法では「母集団不足」や「内定辞退」といった問題を引き起こします。この課題を解決するためには、単に採用を強化するだけでは足りず、人事全体を統括している「人事部長」の役割や働きかけが重要です。本講演では、これからの時代に合わせた採用戦略と「人事部長」の動き方を研究事例から考察します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
従来の「たくさん集めて、選ぶ」形式に近い自社の採用方法に限界を感じている人事部長の方にお聞きいただきたい内容になっています。
生産年齢人口の減少に伴い、エントリー数が年々減少している企業が増えていますが、この流れは今後さらに加速します。従来の「たくさん集めて選ぶ」スタイルの採用方法は、「十分な母集団が作れない」「せっかく選んでも内定辞退されてしまう」といった問題を引き起こしています。
本講演では、その背景と具体的な対応策について、研究事例を交えてお伝えしたいと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
【採用課題は、「採用」では解決できない】
採用担当者にはできない、人事全体を管掌する「人事部長」ならではの戦略と動き方をお伝えする点です。現在の社会環境は、採用担当の努力だけでは太刀打ちできない構造になってきており、人事全体で自社の人材確保を実現することが必要であり、これは人事部長にしかできない仕事だと考えています。
大まかなポイントとしては以下の2点です。
(1)社内のデータを採用に活かす
(2)採用と育成の接続
もし、上記いずれかが進んでいないと感じられた方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
考え方だけではなく、極力実践事例を交えてお話ししたいと考えています。今後自社の採用が5年、10年、と長期にわたって発展していくイメージをしていただけるような場を目指します。
- 進藤 竜也氏(しんどう たつや)
- 株式会社人的資産研究所 代表取締役(セプテーニグループ)
- “人が育つ”を科学するをテーマに、データを活用した科学的な人材育成プロジェクトに10年以上従事。一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 上席研究員 / 組織人事監査協会パーソネルアナリスト1級 / 個人情報保護士。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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