講演者インタビュー
結束の強い組織を作るチームビルディング
エンゲージメント向上につながる「あそび」とは!?
株式会社IKUSA 代表取締役
赤坂 大樹氏
従業員の職業観や働き方の多様化、ビジネス競争の激化により、チームビルディングへの注目は高まっています。一方で、従業員を巻き込むことの難しさなどから、効果的に進められていない企業も多いようです。どうすれば効果的にチームビルディングを進められるのか。本講演では、チームビルディングに活用したいビジネスでの「あそび」要素と「あそび」がもたらす四つの効果についてご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
エンゲージメント向上のため、さまざまな研修や施策を実施しているが今ひとつ効果を感じない、と悩んでいる会社も多いのではないでしょうか。
・離職率が高く、採用定着に悩んでいる
・個々人のスキルは高いが一体感に欠けており、コミュニケーションに課題を感じる
・具体的なチームビルディング施策を探している
このように、人材活用やチームワーク、コミュニケーションに課題を感じている方に向け、エンゲージメント向上やチームビルディング施策を成功させるために必要な「あそび」についてご説明します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」が内定者を対象に行った内定先企業に関する調査では、入社を決めた要因として最も多かったのは、「携わる仕事内容」。次いで2番目に「人(人事や社員の人柄や雰囲気)」という結果が出ています。
人口減少による売り手市場も拍車をかけており、より一層自社で働きたいと思える仕組みづくりが必要です。強い組織づくりに欠かせないチームビルディング、そのカギは「あそび」にあると我々は考えます。
まずはチームビルディングおよびエンゲージメントについて定義の確認を行います。その上で、あそびの本質とあそびの効果について、アクティブラーニングの研究からひも解きます。そして最後に、チームビルディングの具体的施策として、チャンバラ合戦®や謎解きなど、年間1,000件以上の研修・イベント実績の中から厳選した事例を交えて紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
あそびと聞くと楽しさが先行してしまい、効果に疑念をもつ方も少なくないかと思います。一方学習領域において「エデュテイメント」や「ゲーミフィケーション」という定義があるとおり、教育界ではあそびが学習に好影響を及ぼすことが証明されています。実はビジネスの場面でもチームビルディングやエンゲージメントといった施策に活用することができます。2018年の事業化以来90種以上のサービスを開発する当社より、最新あそびトレンドについてお伝えします。エンゲージメント向上施策として、あそびも選択肢のひとつであることを感じ取っていただければ幸いです。
- 赤坂 大樹氏(あかさか だいき)
- 株式会社IKUSA 代表取締役
- 2005年に株式会社キーエンスに入社。2012年に独立後、2018年から現在に至るまで株式会社IKUSAとして「あそび」をビジネスソリューションに提案・運営を行っている。チームビルディングや地域活性化など企業や地域の課題を解決する90種以上のサービスを展開。年間1000件以上の研修・イベントを実施。
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