講演者インタビュー
生成AI時代に必要なIT/DX人材の育成
調査データから読み解く次年度の新入社員研修のポイント
株式会社ギブリー 取締役 兼 Trackプロダクトオーナー
新田 章太氏
生成AIの社会への急速な浸透が広がる中、これからの社会に求められるDXを推進する人材に求められるスキル要件は大きく変わりつつあります。本講演では、150社を超える企業に対して実施した「AI時代における新卒IT/DX研修に関する意識・実態調査」に基づき、IT/DX人材に求めるスキルセットの変容の方向性と具体的な育成手法をご紹介しながら、次年度の新入社員研修のポイントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は以下のような課題をお持ちの人事マネジャー・人材育成担当・研修担当の方に向けた内容です。
・生成AI時代に、業界全体の中で、自社の人事戦略がどのような状況であるかを把握したい
・AI時代にどのような人材を育てるべきか、これまでとのスキルの変化があるのかを知りたい
・DX人材の外部採用が難しい中で、新入社員からDXを推進する人材を効果的に育てていきたい
講演では、調査結果データや、具体的な事例も紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
生成AIが急速に広がる中、企業のDXを推進する人材に求められるスキルも変化しています。
2023年8月に、経済産業省が提唱している、DXを推進する人材に求められるスキルをまとめた「デジタルスキル標準」が更新されました。生成AI時代において新たなスキルセットやマインドセットが求められています。
各社が外部からの即戦力人材の採用を強化する中、社内の人材を育てるリスキリングや、新卒からでもDX人材を育てていく育成戦略の重要性が高まっています。
このような中、当社では国内200社を超える企業に対して「AI時代における、新卒IT/DX研修に関する意識・実態調査」を実施。新たな時代における育成に対する意識や、現在の対応状況について調査しました。
本講演では、これらの日本企業の育成施策における対応状況や現状を解説。これからの時代にどのようなスキルを持った人材が求められているのか、具体的に企業で実施すべき人材戦略や人材を育成するための研修・育成手法とは何か、について具体的な事例を用いながら解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当社は「テクノロジースキルを経営資源に」をミッションとしており、これまでに500社以上の企業に対し、スキルファーストなHRソリューションでエンジニアの採用から研修・育成までを支援してきました。本講演ではその知見を基に、急速に広がりつつある生成AIに対応した人材に求められるスキルセットの変容や、それに対応した研修カリキュラムについてお話しします。
ご参加いただいた方には少しでも多くの知識と満足が得られるよう、精一杯講師を務めます。
- 新田 章太氏(にった しょうた)
- 株式会社ギブリー 取締役 兼 Trackプロダクトオーナー
- 筑波大学理工学群社会工学類経営工学専攻卒業。学生インターンシップ時代に「エンジニア」領域に特化した支援事業を立ち上げ、ギブリーへ入社。その後「Track」の立ち上げや、日本最大規模の学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹事を務めるなど、若い世代のイノベーターの発掘・支援にも取り組んでいる。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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