海外駐在員のメンタル不調を未然に防ぐ総合サービス「駐在ライフ」の提供を開始:シーサー
ブログシステムやアプリの企画開発を行うシーサー株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:藤原研作)は2018年8月1日より、海外進出する日系企業の駐在員を対象とした総合メンタルヘルスケアサービス「駐在ライフ」の提供を開始いたしました。
労働安全衛生法の改正以来、2015年12月から労働者が50人以上いる事業所では、全ての労働者に対して毎年1回ストレスチェックを実施することが義務づけられるなど、従業員のメンタルヘルス問題は社会的に対策が進んできています。
しかし国外に目を向けて見ると、2016年度の精神障害に陥る海外に住む日本人は前年度と比べて15%増加(※1)、また同年に海外で亡くなった日本人の死因は2位が自殺(未遂含)となっており(※2)、海外のメンタルヘルス問題に対策が必要とされています。特に、異国の地で言語や文化の違いに悩む海外駐在員は、日本で働く社員以上にストレスを受けると言われています。
シーサーは2013年10月よりベトナムにオフショア開発拠点として子会社を設立していますが、自社でも駐在員のメンタルクライシスの経験があります。こうした背景から、海外駐在員が心身の不調に陥ることを未然に防ぎ、駐在先でも快適に過ごせるサービスを作りたい思いがあり、この度駐在員向けの総合メンタルヘルスケアサービスをリリースする運びとなりました。
「駐在ライフ」では、赴任当初の海外駐在員がストレスを感じやすいシーンに対応するサービスを揃えています。
【サービス概要】
・日本人カウンセラーによる現地での定期対面カウンセリング/メンタルヘルスチェック
・通訳のいない場面でも安心できる日本語電話通訳サポート
・現地の最新ニュースとお役立ち情報/お得なクーポンの配信
・日本人向け医療機関への情報案内
・駐在員同士の情報交換、悩み共有ができる掲示板サービスや交流イベントの開催 等
これらの機能は多忙な海外駐在員でも気軽に利用できるようにスマートフォンからの利用が可能となっています。現時点ではベトナム版のみのリリースですが、2019年には中国をはじめアジアを中心に各国へ展開予定です。
過去には従業員が過労死や過労自殺をした場合、1億円以上もの賠償請求を企業に命じる裁判事例もありました。海外駐在員のメンタルクライシスは、駐在員当人のキャリアを脅かすだけでなく、海外進出する企業側にとっても大きな経営リスクです。シーサーでは、海外駐在員向け総合メンタルヘルスケアサービス「駐在ライフ」を通して、メンタル不調に苦しむ海外駐在員の減少を目指すと共に、日本企業の海外進出を支援して参ります。
※1 ※2 :外務省「海外邦人援護統計」より
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ】
シーサー株式会社 担当:奈良、八木
Tel:03-6427-6288 Mail:o-chuzai-life@seesaa.co.jp
[サービスURL]
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(シーサー株式会社 https://www.seesaa.co.jp/ /8月1日発表・同社プレスリリースより転載)
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