日立が取り組む、自らが気づく・考える・動くリスキリング～キャリア自律による組織・個人双方の成長～ | 参加者が選んだ「ＨＲカンファレンス2023-秋-」満足度上位講演

日立が取り組む、自らが気づく・考える・動くリスキリング
～キャリア自律による組織・個人双方の成長～

中畑英信氏（株式会社日立製作所執行役専務/CHRO 人財統括本部長コーポレートコミュニケーション責任者）
飯田智紀氏（株式会社ベネッセコーポレーション社会人教育事業本部本部長 (Udemy日本事業責任者)）

講演概要

「リスキリングの環境を整えても、社員が自ら学ばない」という声を伺います。新たな経営戦略のもとジョブ型人財マネジメントへの転換を進める日立製作所では、組織・個人双方の成長実現をめざし、自らキャリアを考え・学び・挑戦するマインド醸成や仕組みづくりに取組み、社員の意識変革・行動変容が進んでいます。本セッションでは、日立製作所CHROの中畑氏とともに、キャリア自律やリスキル実行の秘訣をひも解いていきます。

中畑英信氏株式会社日立製作所執行役専務/CHRO 人財統括本部長コーポレートコミュニケーション責任者

（なかはたひでのぶ）1983年九州大学法学部卒。同年株式会社日立製作所入社。2000年日立アジアLtd.(シンガポール)出向。2008年グローバル事業本部経営企画部長、2011年10月国際事業戦略本部担当本部長、2012年7月インフラシステム社総務本部長。2014年4月執行役常務兼CHRO、2018年4月より執行役専務（現任)。

飯田智紀氏株式会社ベネッセコーポレーション社会人教育事業本部本部長 (Udemy日本事業責任者)

（いいだとものり）ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)とソフトバンクグループ株式会社で経営企画、事業再生・国内外投資業務などに従事。2015年9月よりベネッセホールディングスに参画。現在はベネッセコーポレーションでUdemyを中心に社会人教育事業(自律型・DX人材育成、リスキリングなど)を推進中。

参加者からのコメント

気づく・考える・動くという行動文化は弊社にも似たようなものがあり、考えとして浸透しやすい一方で、それを育成に落とし込んでいることはできていないなと感じました。さすが日立という感じで多様な取り組みを多くの社員に対して充実した人材方針と取り組みをしており、そこは同じような取り組みは難しいと思いましたが、10年かけてここまできた、という中畑さんの言葉に、少しずつでも取り組む・進めることが大切と感じました。ありがとうございました。
(公共団体・政府機関/人事・労務・人材開発・総務・採用/係長クラス)

タイトルにある「～キャリア自律による組織・個人双方の成長～」の必要性をあらためて感じた次第です。組織規模は全然違いますが、基本の考え方は十分参考になりましたので、当方にあった取組を一歩でも前進させたいと思います。ありがとうございました。
(その他メーカー/人事・労務・人材開発・総務・採用/部長クラス)

とても参考になる内容でした。中畑様の考え方に共感し、刺激も受けました。人事は制度から先に考えると失敗する点なども教訓になりました。
(放送・出版・映像・音響/人事・労務・人材開発・総務・採用/課長クラス)

登壇者からのメッセージ

非常に多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。「事業戦略と連動した人事戦略」「ジョブ型」といった仕組みの構築と、「社員をモチベートする文化醸成」の両面での具体的なお取り組みについて、日立製作所CHRO中畑様ご本人からお話しいただきました。皆さまにとって有意義な時間となっていれば幸いです。今後とも、企業のリスキリングに伴走できる存在となるべく、人事ご担当者の皆さまにご期待いただける機会やサポートを心がけてまいります。

株式会社ベネッセコーポレーション

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