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HRカンファレンストップ 満足度上位講演(HRカンファレンス2023-春-)

経営人材に必要な“優秀さ”とは? 企業を率いるリーダー候補の見つけ方・育て方

有賀 誠氏(株式会社日本M&Aセンターホールディングス CHRO/株式会社日本M&Aセンター 取締役 常務執行役員 人材本部長 人材ファースト管掌)
源田 泰之氏(ソフトバンク株式会社 コーポレート統括 人事本部 本部長 兼 総務本部 本部長)
服部 泰宏氏(神戸大学大学院 経営学研究科 教授)

講演概要

環境が刻々と変わり、唯一の正解が存在しない現在、未来の経営者を育成する難易度が上がっています。新しい時代を担う経営者には、どのようなスキルや資質が求められるのでしょうか。企業は多くの人材の中から、企業を率いるリーダー候補をどのように見出し、育てていけばいいのでしょうか。突き抜けた能力を持つ「スター人材」の研究による理論と、長年経営人材育成に関わってきた現場の持論をもとに、経営人材育成のあり方を示します。

有賀 誠氏株式会社日本M&Aセンターホールディングス CHRO/株式会社日本M&Aセンター 取締役 常務執行役員 人材本部長 人材ファースト管掌

(ありが まこと)81年 日本鋼管入社。97年 日本GM入社。部品部門デルファイの取締役副社長兼AP人事本部長。03年 三菱自動車常務執行役員人事本部長。ユニクロ執行役員を経て06年 エディー・バウアー・ジャパン代表取締役社長。その後、日本IBM理事、日本HP取締役人事統括本部長、ミスミ統括執行役員人材開発センター長。23年4月より現職。ミシガン大学MBA。

源田 泰之氏ソフトバンク株式会社 コーポレート統括 人事本部 本部長 兼 総務本部 本部長

(げんだ やすゆき)1998年入社。営業を経験後、2008年より人事領域を担当。ソフトバンクアカデミア、ソフトバンクユニバーシティを立ち上げ、新規事業提案制度であるソフトバンクイノベンチャーでは選出されたアイデアの事業化を推進し数社の設立を支援。また、高い志と異能を持つ若手人材支援を行う孫正義育英財団の事務局長も兼務。

服部 泰宏氏神戸大学大学院 経営学研究科 教授

(はっとり やすひろ)2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)取得。滋賀大学経済学部情報管理学科専任講師などを経て、現職。日本企業における組織と個人の関わりあい(組織コミットメントや心理的契約)、経営学的な知識の普及の研究等、多数の研究活動に従事。近著に『組織行動論の考え方・使い方』(有斐閣)がある。

参加者からのコメント

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様々なノウハウや知識を惜しみなく教えて頂き、学びの多い講演でした。特にお三方の考えを聞いていると、共通した事項が見えてきて、それがきっと「経営人材」の持つべき条件や定義なのだなと思えました。
(マーケティング・リサーチ・テレサービス/人事・労務・人材開発・総務・採用/一般クラス)
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人をみるという視座の大切さ、いかにみるのかがまだまだ手探り状態ながら、組織として長期的、継続的に取り組むことが大事で、社長交代があっても変わらない点として組織として持っておく必要があるのではないかと思いました。
(食品/人事・労務・人材開発・総務・採用/課長クラス)
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「現場の実感+学術的見解」が大変参考になりました。 興味深い切り口で、ディスカッションに参加したくなった人事の方は、自分含め、多かったのではないでしょうか。 ありがとうございました。
(公共団体・政府機関/人事・労務・人材開発・総務・採用/部長クラス)

登壇者からのメッセージ

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メンバーをマネジメントできる、「できる」リーダーを育てることに関して、日本企業はすでに、国際的にも一定の水準に達していると思います。残された課題は、組織の中で飛び抜けて活躍する「すごい」人材、そして、経営人材の発見・育成です。後者が日本にとってどれだけ重要で喫緊の課題であるのかが、有賀さん、源田さんとのやりとり、視聴者の皆さまの反応からよくわかりました。引き続き、皆さまと議論ができればと思います。最後になりますが、セッションにご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。

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