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HRカンファレンストップ 満足度上位講演(HRカンファレンス2023-春-)

「組織内キャリア」から「生涯キャリア」への転換
――40代からのキャリア再設計

宮城 まり子氏(キャリア心理学研究所 代表/臨床心理士)

講演概要

組織から解放された後も30年を超える長い人生が待ち構えています。今や単なる「組織内キャリア」に留まらず、楽しみのある豊かな人生を最後まで送るための「生涯キャリア」が求められているのです。そのためにはパラレルキャリアとして中年期から準備し「最終的にどうありたいのか、大切にしたい価値観は何か」「残すカード、捨てるカード」を考えることが必要です。長い人生を俯瞰した「生涯キャリア」への転換について考えます。

宮城 まり子氏キャリア心理学研究所 代表/臨床心理士

(みやぎ まりこ)臨床心理士として病院臨床などを経て、産能大学助教授となる。1997年よりカリフォルニア州立大学大学院キャリアカウンセリングコースに研究留学。立正大学教授、法政大学教授を経て、2018年4月から現職。専門は臨床心理学(産業臨床、メンタルヘルス)、生涯発達心理学、キャリア開発・キャリアカウンセリング。

参加者からのコメント

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とても興味深く拝聴しました。激動の社会においては、人脈メンテナンスや学びほぐしが重要と受け止めました。マインドセットを変えることでジョブクラフティングに繋げていくというのも近年の流れに沿ったお話で共感しました。
(鉄鋼・金属製品・非鉄金属/人事・労務・人材開発・総務・採用/一般クラス)
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ありがとうございました。企業内キャリアコンサルタントとしても活動していますので、宮城先生の講義は楽しみしていました。中高年層のキャリア面談時のあるあるはとても興味深く拝聴しました。AIについても、組織内だけでなく自分を当てはめて実践したいです。
(保険/人事・労務・人材開発・総務・採用/一般クラス)
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「自分のキャリアを会社に預けない」というフレーズが印象に残りました。 「自分軸」が薄れたりぶれたりすることで、自分への投資や人脈作りがおろそかになっていたことを反省しました。 当講演では、日ごろの忙しさを言い訳に蓋をしていた「自分のキャリア形成」を今一度考え、行動に移すきっかけとなりました。 スモールステップで継続できる目標を立て実行します。 有難うございました。
(通信/人事・労務・人材開発・総務・採用/一般クラス)

登壇者からのメッセージ

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キャリアを考えることは同時に「生き方を考える」ことでもあります。定年後も何と30~40年あります。定年と同時に新たな生きがいをもてる人は大変少なく、会社の名刺を返上すると、アイデンティティを失い無気力になる傾向があります。現役の時から長期的キャリア設計図をもち、パラレルに「生涯キャリア」を意識し、新たな学び直しを行い「刃を磨き」シャープな切れ味を維持し「生涯キャリア」を自ら創造しましょう。

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