満足度上位講演 満足度上位講演

HRカンファレンストップ 満足度上位講演(HRカンファレンス2023-春-)

三井化学が語る、D&I推進の体系的な取り組み
カギは「アンコンシャス・バイアス」の扱い方

安井 直子氏(三井化学株式会社 人事部 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョングループ グループリーダー)
鈴木 富貴氏(株式会社チェンジウェーブ 上席執行役員)

講演概要

「女性活躍疲れ」「ダイバーシティはもう十分」社内から聞こえるそんな声にどう対応すればよいのでしょうか。本講演のゲスト、三井化学様では、マンネリ化せずD&I推進を効果的に進めるために、複数年かけて体系的に取り組んでいます。浸透が難しいと思われていた工場での変化、リーダー人材への影響など、特にカギとなったアンコンシャス・バイアスのデータ活用と施策立案のポイントを交えてお伝えします。

安井 直子氏三井化学株式会社 人事部 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョングループ グループリーダー

(やすい なおこ)大卒後当時の三井東圧化学(株)に“大卒女性研究者枠”(職種・地域限定職)で入社。新農薬探索業務に従事。1997年に会社の合併に伴い新人事制度が導入され総合職に。その後、農薬の安全性研究、開発、研究管理、経営企画と農薬事業に関わる業務を経験した。2012年から2年間文部科学省に出向。2015年から現職。

鈴木 富貴氏株式会社チェンジウェーブ 上席執行役員

(すずき ふき)静岡放送で報道記者として15年間勤務後、退職、渡米。帰国後、ダイバーシティ経営企業・働き方改革の取材、社外メンター企画に関わり、静岡市男女共同参画審議委員を務めた。チェンジウェーブ参画後は組織変革、人材育成、異業種リーダー研修や無意識バイアスに関する講演・研修に取り組む。

参加者からのコメント

参加者アイコン
弊社も製造業で、ダイバーシティ推進は工場のような組織には向かないのではとの声も同様にあったが、判断の精度を上げるため、多様な見方が必要という回答に非常に納得感を感じた。大変参考になった。
(医療機器/人事・労務・人材開発・総務・採用/部長クラス)
参加者アイコン
本日は、ありがとうございました。 実例に基づいた推進方法をお伝えいただき大変わかりやすかったです。
(情報サービス・インターネット関連/人事・労務・人材開発・総務・採用/係長クラス)

登壇者からのメッセージ

登壇者アイコン
ご参加くださった皆さまに感謝申し上げます。D,E&I推進は今や企業の必須課題ですが、単発施策、抽象的な学習では成果が見えにくいという難しさがあります。講演では、三井化学様の事例から、データや研修の活用法、ストーリー構築など、重要なポイントを具体的にお伝えしました。人事課題が重要性・複雑性を増す中、現場のリアルに即し、納得感を持って進めていただける取り組みを今後もご提案できればと思います。

株式会社チェンジウェーブ

このページの先頭へ